おいしいものが大好きな「はむすた母娘」
おいしいもの漫画は娘に譲って、
おいしいもの小説は母担当にしようかなと、画策中です。
ゆきうさぎのお品書き 6時20分の肉じゃが (集英社オレンジ文庫)
- 作者: 小湊悠貴,イシヤマアズサ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2016/02/19
- メディア: 文庫
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おいしい香りが漂ってくるような本です
短編仕立てになっているので
どこから読んでも大丈夫です
中高生の朝読書にも向いているなと思います
読後感が、どの部分もいいです
ほっとして読み終える感じが、暖かいです
『ゆきうさぎのお品書き』は冬のお話です
ここで言う「ゆきうさぎ」は、小料理屋さんのお店の名前です
寒い季節に提供される暖かい料理が登場します
料理はあくまでも、お話の添え物
登場人物の人間模様が、お話の中心です
作者の人を見る視線が、どの人物に対しても暖かいんですよ
それがこのお話の色になっているんですね
安心してお勧めできる小説です
一宿一飯の恩というのが、にゃんこさんにもあるようで
見た目はちょっとかわいげのない猫が
このお店に関わる人を呼び込みます
それは「最近、食べ物の味がしない女子高生」だったり
「元バイトの求職中女性」だったり
「ライバル店の従業員」だったり
あれ?
女の子ばっかりかな・・・?
食べ物を用意することが、どんなに大事なことか
毎日、食事を用意することが、いかに大変なことか
そこにどんな思いやりが隠れているか
「ゆきうさぎ」に関わる人たちは感じてくれます
当たり前のことじゃないってことを、知ってくれます
日々の食事担当としては、それだけで
ほっとするんですよね
このお話では、お料理は添え物なので
詳しいレシピはありません
だからこそ
それぞれ「おうちの味」に、できそうだなと思います
冬が来たら作りたいなと、思わされちゃいます
おいしい香りで家族の帰りを迎えたくなります
お店の2代目問題やら、
情報誌で拡散される問題やらもあって
この先も気になる感じです
わー、いっぱい続編が出てる~
これは楽しみ!
今の季節のものを、読みたいな~
ゆきうさぎのお品書き あじさい揚げと金平糖 (集英社オレンジ文庫)
- 作者: 小湊悠貴,イシヤマアズサ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2018/06/21
- メディア: 文庫
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ゆきうさぎのお品書き 祝い膳には天ぷらを (集英社オレンジ文庫)
- 作者: 小湊悠貴,イシヤマアズサ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2017/12/14
- メディア: 文庫
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ゆきうさぎのお品書き 親子のための鯛茶漬け (集英社オレンジ文庫)
- 作者: 小湊悠貴,イシヤマアズサ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2017/07/20
- メディア: 文庫
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ゆきうさぎのお品書き 8月花火と氷いちご (集英社オレンジ文庫)
- 作者: 小湊悠貴,イシヤマアズサ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2016/07/20
- メディア: 文庫
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ゆきうさぎのお品書き 熱々おでんと雪見酒 (集英社オレンジ文庫)
- 作者: 小湊悠貴,イシヤマアズサ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2017/01/20
- メディア: 文庫
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漫画版もあるみたいです
こちらも楽しみです