2回目のレッスン開始です。
時計を見ながら集中して、進めていきます。
しってるきょくでどんどんひける ピアノひけるよ!ジュニア(1)
- 作者: 橋本晃一
- 出版社/メーカー: ドレミ楽譜出版社
- 発売日: 1999/05/29
- メディア: 楽譜
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3分間 その1
まずはピアノを弾きながら、楽しそうに歌います。
「歌ってみて!」と、一緒に歌います。
「もう一度、歌おうか」
と、2回一緒に歌えるといいと思います。
ここまでで、3分ぐらいだと思います
「人間の集中力は、本来3分」
という話を、前にも書きました。
3分ごとに違うことが出てくると、わくわくして、集中できるのです。
だらだらした時点で、子どもの場合すぐに気持ちが離れます。
3分間を意識して子供を観察してくださいね。
この時期は本人も「やりたい」と言っているようでいて
保護者様のご希望で、レッスンを始める場合が多いのが実情です。
わくわくさせないことには、集中力も続きません。
「面白い」と思ってもらえるように、
真剣勝負です。
3分間その2 音階で歌いながら弾く
歌えるようになったら、
「これはド」
と言って、楽譜を指さしながら音名で歌います。
そしてすぐに「1の指で弾いてみよう。ここで弾いて。」
と、指番号を指示して自分は1オクターブ下で弾きます。
お子様はそれを見ながら、真似します。
弾くことに夢中になって、歌がなくなっているので
「ドレミで歌って!」
と、もう一度一緒に弾きます。
うたとピアノの絵本(1) みぎて アキピアノ教本 導入編(3~7歳)
- 作者: 呉暁
- 出版社/メーカー: 音楽之友社
- 発売日: 1998/12/10
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3分間その3 歌詞で歌いながら弾く
「次は歌詞でね」と言いながら、
続けて一緒に弾きながら歌います。
「楽譜を黙読しながら、歌詞で歌えるようになること」
が目標です。
「ひとりでできる?」
と、一人で弾きながら歌ってもらいます。
できたら「上手ね!」と驚いて見せます。
うまくいかないときは、
できないところを一緒に弾いてみて
「よし、やってみよう!」
「OK!」
と、ノリよく進めます。
レッスン開始からここまで10分以内です。
3分間その4 指番号の練習
「この前やった、指番号の練習、やってみた?」
と、指先を合わせて1の指から離していく練習を挟みます。
指が丸くなっているように声をかけながら
「1,2,3,4,5」と、やっていきます。
次に「5,4,3,2,1」も、やってみます。
ランダムに数字を言います。
「今度は、あなたが数字を言ってみて」
と、自分で言って一緒にやってみます。
2回くらい、自分で数字を言ってもらいます。
3分間その5 ワークブック
ピアノひけるよ! ワークブック 1 かいておぼえておんぷがよめる
- 作者: 橋本晃一
- 出版社/メーカー: ドレミ楽譜出版社
- 発売日: 2000/12/11
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見開きページを1回分、やってみます。
丁寧に書いてもらいます。
いい加減にやるのは許されないと思わせましょう。
「下手でもいいから、丁寧に」
がポイントです。
3分間 その6 確認
お子様の集中力が続くようなら
もう一度、歌いながら弾くを3分します。
「上手にできたね。」
と、声をかけて終了してください。
ここまでの流れをレッスンとして、
2回目のレッスンは20分で終了します。
幼稚園生の場合と、「うたとピアノの絵本」を使用の場合は
15分で終了しましょう。
飽きる前に終わらせてください。
レッスン日以外のピアノの練習
練習時間を相談して決めて下さい。
私がこの年齢の方にいつも提案するのは
「おやつの前」です。
「家に帰ってきたら~手を洗って~、うがいをして~
おやつを食べたいその前に、ピアノ!」
と、言うと笑いながら「ハーイ」と言ってくれます。
私の言葉を合言葉にしてもらって、練習を始めてもらいます。
家族に合言葉があると、ノリよく始められるます。
練習はサクッと初めて、サクッと終わりましょう。
2回目のレッスン後の練習は以下のようにします。
この年齢は、数が数えられるので、
「歌いながら弾くを、3回と、
指番号の練習を2回やろうね。」
と、始めに目標回数を指示します。
「おしい!次は気を付けて。」
「今のよかったね」
「次、3回目。一番いいのにしてね。」
と、一度ずつ声がけします。
「よし!また明日!!」
気持ちよく終了してください。
注意点
お子様が遊びとしてたくさん弾くのはOKですが、
約束した回数以上の練習は避けましょう。
だらだらと、回数や時間ばかりかけるより
短い時間で集中して、結果を出す訓練を積む方が大事です。
お子様は始めたばかりで、筋肉もついていません。
・鍵盤は優しく、下までしっかり弾くこと。
・ガンガンたたかないようすること。
に注意してあげてください。
基本的に子供は無理はしません。
無理強いは、音楽自体を嫌いにさせてしまうことがあるので
気を付けてください。
常に楽しく、ノリよく
「ほめてあげるネタを探すためにピアノに向かう。」
「ピアノの前では、みんなが機嫌がよく。」
家族全員の気分転換にできるように、取り組んでください。
次回、3回目 それ以降のレッスンです。