ピアノのリハビリを始めて一週間の「はむすた母」です
私、「はむすた母」本業は、
生徒さんの好きなジャンルの音楽を目指して教えたい「初心者向けピアノの先生」です
(その辺、ちょっとこだわってます)
リハビリすることになった経緯
今年、私は
目が雑菌にやられたり
自転車で転んで手首、足首をひねったり
火傷をしたりと次から次へやらかしました
その度にピアノの練習ができない時間があって、
しばらく休む、練習に戻るを繰り返しています
子育てをしている時にも、何度か練習から離れる時間がありました
その頃に腱鞘炎を発症しています
腱鞘炎の再発をしないように気を付けながら、リハビリを始めます
なぜ注意が必要か
楽器を弾く力も、筋力が必要なんですよね
楽器を弾く筋力は生活の中では使わないことがかなりあります
練習をしばらくぶりに再開する時、一番危険なのは
「練習のしすぎによる腱鞘炎」
なんです
初めてピアノに触れる人は、少しずつ筋肉をつけていくので 怪我をするほど練習してしまうことは滅多にありません
以前できたことほど「少しづつやる」ことが難しいんです
まずね
加減がわからないんですよ
ピアノに向かってみると「以前と同じ」にはできないんですけど、「そこそこ」には弾けてしまいます
ちょこっと練習すると「かなり」弾けます
そうなると「集中して」練習してしまうんですよね
しかもその日は、疲れるまで練習できます
久しぶりに集中力を発揮できて
「やれば出来るじゃん」
と、気分よく練習を終えたりするんです
で、翌日
肘の辺りに痛みを感じて慌てるんです
2日たっても、3日過ぎても痛みが退かず、病院に行くと
「テニス肘ですね」
(薬指、小指側を使いすぎた)
と、言われるか
「これは野球肘です」
(親指、人差し指側を使いすぎた)
と、診断が出ます
「基本的に、これは時間が解決します
スポーツショップに痛い場所を押さえるサポーターがあるので、それを購入して使ってみて下さい」
と、言われます
これです
このサポーターなんですけどね
病院でも言われてしまいますが、本格的に痛いときは気休めにもなりません
痛みに慣れた頃に、それこそ「気休め」になる程度のものなんです
私は最初に腱鞘炎を起こした時、「よくなったかな」と思えるようになるまでに半年以上の時間がかかりました
リハビリは全身の筋トレも必要
ピアノ弾きは椅子に座って優雅に弾いているイメージを持たれることがありますが、意外と全身運動です
背筋をしっかり伸ばして椅子に座ると、腹筋・背筋を使います
左右の手は不均等に体から離れるので、背中に負担がかかります
足の位置がペタルの場所で固定されているので、背中だけで体を支えているのです
ピアノを弾きたい方の憧れNo.1のショパンさんの曲は、背中の負担もNo.1です
そんなわけで、腹筋と背筋の筋トレをします
日常生活って 背筋を丸めてること多いんですよね
背筋を伸ばして長い時間座っているのって意外と力がいります
腰にもくるので筋トレをします
ペダルの踏む練習を始めます
踵を床に置いて指の方側で踏むフォルムを繰り返すと、足がつりそうになります
やっぱり筋トレが必要です
曲を弾くには呼吸も繋がります
全身、くまなくストレッチ
筋トレが大事です
うーん、健康的になってきたなぁ
ピアノを弾くリハビリは抑制から
実際にピアノの前に座って、ピアノを弾くのは、怪我に気をつけながら5分から始めます
一週間5分ができたら、 次の週は7分です
7分ができたら10分
10分ができたら15分を一か月
とにかく調子にのらないように、抑制が必要です
子どもが成長するようにはいきません
休みも適度に摂りましょう
スポーツクラブのトレーナーさんに教えていただいたのですが
体を休める時間もあった方が、筋力アップには効果的だそうです
もし腱鞘炎を起こしたら、半年をまた無駄にします
怪我をしないことも強みの一つ
心からそう思います
ピアノのリハビリと言いながら、筋トレのリハビリ記事みたいになってしまいました
皆様も、何かを再開するときには
怪我にはくれぐれも気をつけて
必要な筋力をつけながらトレーニングしてくださいね