今回は、例として「手取り20万円」で考えてみたいと思います。
「手取り20万円」は家族持ちの世帯としては少なめかもしれない例えですが、
新卒にはもしかしたら多め?かしら。
54歳母の世代の主婦認定されている人が、万が一、
一人になったら年金はほぼ確実に20万円以下になります。
自分用投資 1割 2万円
長期用貯蓄 1割 2万円臨時用貯蓄 1割 2万円
住居費 3割以内 6万円
生活費 4割 8万円
今回は、この中身を考えてみたいと思います。
自分用投資 1割 2万円
「継続して稼げるようになる」ためのお金です。
いつか時代遅れになる自分のスキルに対応するために、
新たな技術を今のうちに身につける、そのための資金です。
情報収集のためのパソコン
(壊れた時を考えると、いくらかは貯めておかないとね)
人によっては「尊敬する人に教えを乞うための飲み会費用」も入るかな?
何にせよ変化に対応していくことが、生き残るコツですよね。
学ぼう!
この2万円を「先にとること」、かなり難しいです。
切羽詰まってる予算、結構ありますからね~
でも、自分が「継続的に稼げる」状態になければ、食べていけない。
頑張りどころです。
ところで、年金は、ある程度継続的な収入になりますが
政府の都合で変動します(今どきだと減る一方です)から、
自分でコントロールはできません。
19歳娘たち世代にとっては、生活費の足しになるかどうか。
年齢に関係なく、常にある程度の収入を
何とかできるようにならないと、ですよね。
長期用貯蓄 1割 2万円
お金の話は、時間の話でもありますよね。
『長期用貯蓄』を準備するとき、自分の年齢と家族の年齢を並べて書き込んで、
状況把握をすると意外と発見があります。(焦ります)
子どもができてからは「学費の準備」が最大の関心事でした。
54歳の今は、
「今後を乗り切るための健康維持費」
「今後の活動・生活費」
「夢の実現費用」
・・・焦ります。
必要な金額を貯蓄だけでは賄えないので、投資の必要性が出てきます。
(「投資」、学ぼう!)
「98歳祖母にあと何回会えるのか、そのための費用は?」
「親たち、子供たちのためにどんなサポートが必要か。
そのための時間は?費用は?」
今は『長期用貯蓄』の必要性が違って見えます。
まだまだ夢もあるしね。
臨時用貯蓄 1割 2万円
「予定できないことに対応する貯蓄」です。
54歳にもなりますと、
「予定外、想定外」のことは だいぶ、なくなってきます。
何かのきっかけで「職を失う」ときもあるし、
人がいれば「慶弔」はつきものだし、
「それぞれの健康状態の悪化」も織り込み済み。
「天災」も間接的にでも何度か遭遇していると、
想定外って、ねえ。
怖いのはタイミング、かなあ。
一度に色々発生すると、時間も体力も足りなくて
「想定外」の人の手を借りることになるかもしれないと思います。
ある程度の「現金」を、準備するに越したことはないですね。
(「現金の増やし方」を、学ばなきゃデス。)
住居費 3割以下 6万円
収入の3割、大きいですね~
住居費予算が月額60,000円だとしたら賃貸の場合、
月額45,000円程度の部屋に住んで、
(賛否両論ありますが、私は必要と考えます)
家具家電をそろえたり、買い替え費用を積み立てるとぎりぎりです。
(家電って、一気に壊れてくれるんですよね~)
例えばこれ、都内賃貸だと
駅からちょっと距離のあるワンルームですよね。
持ち家の場合、自宅を建てた場合の建築費はどこでもあまり変わりませんから、
ローン月額45,000円というのは、頭金をそこそこ用意できた場合にのみ、可能です。
持ち家の場合は、固定資産税の用意、修理修繕の準備も必要です。
住居費を下げる方法、
今後、探っていくことにします。
生活費 4割 8万円
8万円を、「衣食」「生命保険」(障害疾病付き)ほかで、
いろいろ分けることになりますね。
集団生活、通勤通学していれば
風邪、インフルエンザなど「病院代」もかかります。
まあ、8万円だと「車」は持たないほうがいいだろうな~
普段の付き合い、職場、友人、ご近所とも
いかにうまく付き合い予算を設けるか、考えるところです。
今の我が家では「親のサポート」も普段の生活費の範疇です。
ちょっとした「浪費」も予算はここかな。
べターなのは、「ミニマム」な暮らしだと思います。
モノを管理する時間と手間が、気持ちと予算を圧迫するからです。
問題は「好きなものを集めたくなってしまう物欲」と、
「今までに手に入れたもの」をどうするかです。
「食欲」もかな。
生活そのものをダイエットして、予算を抑えてうまく回したいな。
ただし、健康管理は大きな課題です。
100歳まで、なんだかんだで生きちゃいますからね。
(何度か書いてますけど、私98歳祖母、108歳大伯母がおります)
この話、シリーズ化できそうだな。
時々、書くことにしようと思います。