進学就職の決まった皆様、保護者様
おめでとうございます
2月も半ばとなりました
そろそろ独立のためのお部屋探し、お買い物を始めた時期かと思います
今日は独立前にあたって
注意していただきたいことをお話します
防犯意識を持ちましょう
「女の子の話しでしょう」と思われた方、
危険です
ご家族と一緒に暮らしていた方のなかには
住まいの防犯を意識すらしてこなかった方もおられます
この機会にご家族で話をしてみるといいですね
ドアや窓の鍵をかけるばかりが防犯ではありません
外からどう見えているのか、
昼間と夜どう見え方が違うのか
確かめながら話してみるといいと思います
その道の専門家から見れば
どんな住宅でも侵入は可能でしょう
それでも防犯意識が低いよりは
防犯意識の高い場所の方が侵入しにくいことは確かです
進学就職で一人、家族から離れて 生活を始める方は
単身者用の集合住宅に入居されることがほとんどかと思います
はじめて暮らす場所はできればある程度、人通りのある場所を選んだ方が無難です
慣れないとうるさく感じるかも知れませんが
人目のない所は、助けを呼んでも気がついてもらえません
昼間だけでなく、夜間の人通りも
ある程度はある場所を選んで下さい
外に置くものを意識する
集合住宅では通路に物を置くことは、消防法で禁止されています
意外と知らない方が多いです
気を付けましょう
傘くらいはいいだろう、鉢植えひとつくらいはいいだろうと思われがちですが
緊急時、避難の妨げになります
火災のときの、消火作業の妨げにもなります
絶対に物を置かないで下さい
個別の庭やベランダに、燃えやすいものを置かないで下さい
放火の目標物になりやすいです
自転車置き場に自転車を保管する場合
使っていなくても時々確認しましょう
かごの中に目を光らせて下さいね
ゴミを投げ込まれてそのままにすると
いつの間にかあふれるほどに増えてしまいかねません
外からの視線を意識する
お部屋を決める時に、窓からの景色を確かめていると思います
遠くの場所からの視線は それほど気にならないかもしれませんが
こちらから見える場所は、あちらからも見えています
見る気がなくても 、目に入ってしまう場合もありますね
家具の配置をする前に、近くの通りなどから
どう見えているか確かめてみましょう
目隠しを兼ねてカーテンを準備します
面積が広いカーテンは、部屋の雰囲気を左右するので好みのものをつけたいですね
でも窓のそばにあって、外から見えてしまうのもカーテンです
見えることを意識して選んでください
遮光生のカーテンが便利です
外の光が中に入らないだけでなく
中にいる人の影が外から見にくいからです
普段から窓のそばで着替えをしないように気をつけている人でも
明かりの位置を意識して ずっと過ごすのは難しいことです
家具を配置する時点で、動線を考えるといいかもしれません
洗濯物を意識する
単身者用の住宅で一番悩ましいのが、洗濯物です
洗濯物はどうしても、そこに住む人となりを表してしまいがちです
以前から「親の洗濯物を混ぜておけ」と よく言われていますが
毎度、同じものを干すのも考えものです
普段から使うもので、目隠しになりやすい大きなものを
無個性にしておくのがいいかもしれません
夜になっても外に洗濯物が干しっぱなしになるのは
不在の表れになるので注意が必要です
明るいうちに取り込めないなら、部屋干しにしましょう
もちろん下着類を外に干すのは、
いかにも防犯を意識しないように見えるので
男性でもやめたほうが無難です
外に干すもの、干さないもの
取り込みの時間など
よく考えて洗濯物を扱ってください
在宅時間を意識する
外から見えないようにしていても、完全に光を遮ることはなかなかできません
普段部屋にいる時間に帰宅できない時や、
不在が続く時などの対策に
タイマーで部屋の明かりをつける方法があります
(もちろん消すこともできます)
照明器具等を購入する際に 気にしてみることをお勧めします
単身者用住宅は照明器具が付いていることが多いので
テーブル用の照明などで工夫するといいかと思います
全てを隠すのは無理な話です
あれもこれも見えないように、隠れて暮らすのは無理な話です
いつもいつも 外からどう見えているのか
考えているのもストレスが溜まります
準備の時点である程度考えておいて
暮らしながら時々、振り返ってみるのがいいと思うのです
怖い思いをすることが、少しでも少なくなるように
楽しい日々が続いていけるように、準備を始めましょう
と、言うわけで春に独立する娘へ
珍しくかわいらしいバスタオルとパジャマをチョイスしていましたが、
母的には以上の観点から不許可です
その辺りを可愛くするのは
彼氏と同棲か結婚でもするときまで
取っておくことをおすすめします
ん？旅行？
そういうことならいいんじゃないかな～😉
