空元気も元気!

ちょっとだけ頑張った日の記録です

一千年まえの昼ドラ 『源氏物語』

 

源氏物語』の勉強は、漫画が中心でした

はむすた母です

 

 

娘が『源氏物語』にあまり触れていないと言うので

 

「泥沼の昼ドラの元祖だよ」

 

と教えてあげました

 

 

紫式部は、ちょうど西暦1000年ごろに活躍した作家です

当時の宮廷大ヒット作『源氏物語』は、

昼ドラそのものです

 

 

 

 

はむすた母の『源氏』体験 

 

「原文、読んだの?」

 

と娘に聞かれたので、正直に

 

「教科書レベルでしか読んでない」

 

と、答えました

 

 

私の源氏物語体験は

 

生真面目な高校生の頃に、せめて内容だけでも知りたいと

当時、比較的現代語訳に近かった「与謝野晶子版」を

購入したことから始まります

 

 

 

 

全巻、セット売りはないのかなぁ

中古でもいいんだけどなぁ

 

 

 

でも、与謝野晶子版って、私にしたら文語文

全然、現代語訳じゃないんですよ

結局数ページ読んで、そのまま積読になり

幾度かの引っ越しの折に手放しました

 

 

子供たちが生まれる頃に、

面白がって放送大学を受講しました

その時に、古い日本文学にも触れる機会があって、

源氏物語』も、ざっくりと知ることができました

 

ざっくりと言っても一応大学の授業ですから

物語の書かれた背景や

どのように『源氏』研究がなされてきたかなどを

ざっくりざっくり学ぶことができました

 

 

 

ちょうどその頃、瀬戸内寂聴さんが『源氏物語』を現代語訳されました

 

 

おお、全巻セット、ありました

助かりますよね~

 

 

 

ある特集番組で、寂聴さんが

 

「若いお嬢さん方が、『源氏物語』をよく知っていて驚く

 どうして知っているの?と尋ねると

 大和和紀さんの漫画で読んだと・・・

 自分も読んでみた

 名作ですね」

 

と、話しておられて、すごく勇気が出ました

 

 

大和和紀さんなら『ハイカラさんが通る』の大ファンなので、

私にとってはハードルが低いです

とりあえず全巻、大人買いしました

 

 

このバージョンの中古が、手軽なお値段です

 こっちも、セットが見つかりません

お勧めなのにな 残念です

 

漫画として読みやすいかと言われると、

「ちょっとなぁ」と、思いますけれど

ざっくりざっくりストーリーを知っていたし

与謝野晶子版に挫折しているし

それに比べればわかりやすい

やっと全体を完読しました

 

 

本日の物語指南

 

娘にね

六条御息所」の話と、「紫の上」の話をしたんです

 

六条御息所

 

生まれも才能もある女性が

年下の光源氏と恋仲になって

一夫多妻制の時代に自分の嫉妬心に苦しんで

心ならずも悪霊にまでなってしまい

苦しんで苦しんで出家する話

 

 

紫の上

 

お兄様キャラだと思っていた光源氏

初恋の人に似ているという理由で、

しかもだまされて誘拐されていた上に

光源氏の好みの女に育てあげられ

妻にされてしまうというお話

 

 

「どう?

 好きでしょう」

 

と、娘に聞いたら

 

「うーん、

 怖いもの見たさで、好き」

 

って、言ってました

だよね~

 

 

現代版にするなら

 

紫式部は、彼女の事情で光源氏を主役にしたけれど

相手役の女性たちを主役にしたら

昼ドラで絶対、ウケけます

 

だって、日本人、

一千年かけて『源氏物語』的DNA

育てあげてきたんですよ

嫌いなわけがない!

 

 

最近はドラマ化はあまりされていませんが、

映画化や2次創作はたくさんありますよね

 

 

美しいと評判の、生田斗真さんバージョン

衣装や風景も見所です

 

 

おお、林真理子さんが「六条御息所」で書いておられる

 

 

それこそ、怖いもの見たさで興味津々です 

 

 

一千年の大御所作家

 

 

娘も私も、どちらかというと「清少納言」の方が好みです

2人とも、上に原文が載って下に現代語訳されている本で

現代語訳だけを読んだというテイラクですが

面白かったよねと盛り上がりました

 

 

このシリーズでも読みました

セットがないよ~

古典の入り口には、ノリが良くて最適でした

 

 

 

清少納言も、彼女の事情で『枕草子』を書いているので

紫式部とどっちもどっちなのですが

日本の代表的古典エッセイと、代表的古典小説

一千年のDNAに共感できないわけがありません

 

 

原文で読もうなんて

しんどくてかないませんから

軽~い形で触れてみることをおすすめします

読みやすいもの、いっぱい出てます

 

 

私もまた、色んなバージョン読みたいな

紫式部バージョンは、まだまだ先ということで・・・

 

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