空元気も元気!

ちょっとだけ頑張った日の記録です

おすすめのピアノ教本とレッスン方法 4~7歳児 テキスト編

 

今回は4歳から7歳編です。

 

実際には、

年中さんの秋ごろから

小学2年生の春ごろのスタートと考えてください。

 

 

この時期のお子様は、一人で練習ができません。

親が練習に付き合ってあげられるなら、

レッスンを開始しても大丈夫です。

毎日の練習を 楽しく取り組んでください。

 

 

 

「練習に付き合うのは無理」と思われるなら

 

小学2年生の秋~冬を待ちましょう。

算数の九九を身に着けたころから、

自主的な練習ができるようになるお子様が多いです。

 

 

もちろん一人でできるといっても

モチベーションを保つということは、子供には大変なことです。

目を離さずに声がけしていただけると、よりよい取り組みが続きます。

 

「今日、いい感じだったね。」

「今度の曲、難しそう。こんなのできちゃうの、すごいよね。」

「あの曲好きなんだけど、弾いてくれない?」

 

などの声がけを、できるだけしてくださいね。

 

 

 

この教材を選ぶ基準

 

 

個人差の大きい時期です。

 

集団生活で20分~30分の行動を伴うイベントができること、

人前で5分程度のパフォーマンスができることが

一つの目安になります。

「お遊戯会を経験している」

「一人でセリフを言ったことがある」

などの経験から、

「ある程度の反復練習の必要性を、子供自身がわかっている」

ということが前提になります。

 

 

 

小学生の場合は、ほとんど問題なく

この教材からスタートできると思います。

 

 

ピアノ、やってみたい?

 

お子様と

「ピアノをやりたいかどうか、憧れがあるかどうか」

を話し合ってみましょう。

 

「幼稚園の先生みたいになりたい。」

「お友達が弾いているように弾きたい。」

「おとうさん、お母さんと一緒に弾きたい。」

 

などの言葉があるといいかなと思います。

 

 

お勧めの教材

 

しってるきょくでどんどんひける ピアノひけるよ!ジュニア(1)

しってるきょくでどんどんひける ピアノひけるよ!ジュニア(1)

 

 

こちらの教材をお勧めします。

『ピアノひけるよジュニア』は3冊のシリーズです。

 

この教材の特徴は、

  1. 子供たちの知っているフレーズでレッスンを進められること
  2. 歌いながら、練習を進められること
  3. 伴奏部分を一緒に弾ける用意がしてあること

です。

 

 

 

1.子供たちの知っているフレーズでレッスンを進められること

 

子ども自身が知っている歌を使っているので、

「弾けた」という思いが大きいです。

1巻ではほんのワンフレーズではありますが、

先に行くにしたがって一曲全部を歌えるようになります。

子ども自身の満足度が高いので、練習に弾みが付きます。

 

 

2.歌いながら、練習を進められること

 

ピアノは楽器の特性上、呼吸に関係なく楽器を弾けてしまうので

呼吸感覚のない演奏をしてしまう方が、大人でもおられます。

これは音楽をする上では、大きなマイナスです。

クロバットとして長いフレーズを演奏するのは、

聞いているほうも息が詰まって、度肝を抜く感じが楽しいのですが

常に呼吸のタイミングのない音楽を聴かされ続けると、

苦しいだけで、つまらなくなっていきます。

 

ピアノの練習において、歌いながら練習することを身に着けておくことは

音楽を続けていくためには大事なことです。

ピアノに触れる初めの時点から、

歌いながら弾く練習の習慣化をしておくことは、とても大事なことです。

 

 

3.伴奏部分を一緒に弾ける用意がしてあること

 

先生や、先に練習を進めている人が伴奏パートを受け持てるように

見開きページ内に楽譜が付いています。

合奏の用意が初めからあるということは、とてもラッキーなことなのです。

 

 

ピアノいう楽器は、一人で完結してしまうことができる楽器です。

これは良いことでもあるのですが、

実はちょっと困ったことでもあるのです。

 

たとえば吹奏楽器の場合、一度に出るのは一つの音だけです。

和音を一人で作ることができないので、

普段から何人かで合奏することになります。

 

ところがピアノの場合、10本の指で出せる分だけ音が出てしまいます。

音楽が一人で完結してしまうというのは、このためです。

 

そのため、自分以外の人に合わせたことがない、

人に伝えることのできない演奏家が誕生してしまいます。

一人だけで楽しんでいるなら、それでもいいかもしれませんが、

 

・誰かと合わせたい

・誰かに聞かせたい

・誰かを歌わせたい

 

と思ったときに、

 

「どうすれば相手に合わせられるのか」

「どうすれば相手によいアピールができるのか」

 

まったく経験がないと、どうすることもできません。

 

 

音楽において、合奏経験の有無は

聞く人へのアピールにつながる死活問題です。 

練習を始める初めの時点から、合奏の用意があるというのは

とてもラッキーなことなのです。

 

 

 

ワークブックを併用しよう

 

ピアノひけるよ! ワークブック 1 かいておぼえておんぷがよめる
 

 

この年齢ですと、

鉛筆を持つこと、字を書くことの練習が始まっている子供が多いです。

内容的に完全にリンクしているというわけではありませんが、

書きながら理解を深めていくにはよい教材です。

 

レッスンの時間内でのみ使います。

書き順、バランスなどのポイントを

ひとつづつ声がけしながら進めることになります。

細かいルールやポイントがしっかり身につくまで

目を離さずに作業してもらってください。

 

 

3~4歳から始めた場合

 

以前紹介した「うたとピアノの絵本」シリーズから始めた場合 

 右手編、左手編を並行して使った後、

3の両手編を終わらせます。

 

 

 4~5歳でも、集中力や、

始めにあげたような経験値がお子様に足りないと思われる場合、

何かのきっかけで音楽の理解に少し誤解があって 軌道修正したいときなど、

「うたとピアノの絵本」から始めた方が無理がないと思います。

 

「うたとピアノの絵本」3冊を終了後に

「ピアノ弾けるよジュニア」シリーズと

「ピアノ弾けるよワークブック」シリーズを

並行して取り組みます。

 

その場合は、すでに知っていることはさらっと確認して進めるので

1冊目の取組みの時間がとても短くて済むと思います。

 

もったいないように思われるかもしれませんが、

何度も理解を重ねていくことで、しっかり定着するので

絶対に無駄ということはありません。

「わかる」ということがお子様の「自信」にもつながりますので

良い体験として取り組んでください。

 

 

次回、レッスンの方法です。

 

 

  楽典講座をお待たせしておりますが、

  「おすすめピアノ教本とレッスン方法」を書き終えた後で

   始めたいと考えています。

   もうしばらくお待たせすることになりますが

   よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

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