日野原重明先生が、ご逝去なさいました。
私が日野原先生を存じ上げたのは、25年近く前になります。
その時すでに、80代でいらしたので、
お医者様は長くお仕事されるのだなあと思っていました。
日野原先生といえば、
ベストセラーはこちらでしょうか。
25年ほど前、
私はすでにピアノの先生をしていました。
19歳娘の幼稚園のママ友が、
「障害のあるお子さんを教えてみない?」
と、紹介してくださったのをきっかけに
何人かの支援学級の生徒さんと学ぶことになりました。
その流れで『音楽療法』の勉強をすることになりました。
日野原先生は、日本の音楽療法のさきがけのお仕事をされた方で、
「音楽療法協会」の立ち上げにもご尽力された方です。
日野原先生をテレビで拝見するようになったのは、
先生が90代になってからではないでしょうか。
現役でお仕事をされていることが、しばしば話題になりました。
様々な健康に関するお話を、
楽し気にされておられたのを思い出します。
このころから、私の母が
先生のことをよく話題にするようになりました。
そうそう、体操もしていらっしゃいましたね。
ちょっとお茶目なお姿を、
楽しく拝見しました。
今日、日野原先生の本を改めてアマゾンで検索していたら、
こんな本まで見つけました。
おいくつになられても、好奇心旺盛でいらした日野原先生に驚きます。
延命措置を拒否しておられたと、
ニュースで伺いました。
さすが、日野原先生だと納得してしまいます。
今後もきっと日野原先生のご著書に、
たくさん助けていただくのだろうと思います。
同じ時代に偉大な先生がおられたことを、
とても幸せに思います。
今まで、ありがとうございました。
これからもあの穏やかな笑顔で
私たちを見守っていてください。