突然、19歳娘が恐ろしげなことを言いました。
19歳娘 「人生のリタイアって、残り時間どれぐらいをいうのかねえ?
10年ぐらい?」
いったい何の話?
19歳娘 「いや~、リタイア後って楽しそうだから。
あこがれるじゃない。」
とりあえず前向きな発言なのね。
それにしても、あなた19歳だから。
残り10年って設定、どこから来たのよ。
それにうちの一族の現在最高齢、わかってるよね。
19歳娘 「108歳でしょ。
う~ん。
リタイアは100歳超えてからかあ・・・」
そっ、それはかなり厳しい話だね。
我が家では私の3代前から
「100歳まで人生設計はするもんだ」
と、教えられておりましてね。
(祖父は120まで生きる気でおりました)
3代前、
私の曾祖母は93歳で、私が中学生の時に亡くなりました。
当時、女性の平均寿命が80歳を超えたと
話題になっていたころでした。
曾祖母は明治生まれです。
子供のうちに亡くなった方、戦争で亡くなった方、
他にも若くして亡くなった方々がおられるのに
平均寿命が80歳ということは、
当然それ以上長く生きる方が、
たくさんいないと80歳が平均にはならないわけです。
その当時も
「平均寿命を過ぎたら人生おしまい」
みたいに考えておられる方は、結構いらしたんですけどね。
冷静に考えよう、と。
平均は真ん中ぐらいなんだ、と。
戦争があって、若く亡くなる方の側に一つの山があるなら
平均の真ん中には、山はないよね、と。
人生、自分の予定より短くなる分には
「ちょっとばかり、やり残したことがあって
心残りだよね。」
程度で済みますが、
自分の予定より長くなったら、エライことです。
時間も予算も体力も、よ~く考えて準備して
予定だけは、長めにしておきましょう。
ところで19歳娘、
人生リタイアして、なにしたいの?
19歳娘 「ん?
わかんないけど、好きなことして
人生を謳歌しているっていうのかな?
いい感じじゃない。」
何をしたいか、どんな風に時間を使いたいかにもよるけどね、
勤め人をリタイアしてる人は
40代くらいでも結構おられるよ。
あなたはまだ19歳で、学生なんだから、
今のうちから計画的に、勤め人リタイア計画をたてるといいかもね。
19歳娘 「どういうこと?」
勤めに出なくても稼げる方法を身に着けるとか、
とんでもなく自給のいい仕事を自分で始めるとかね。
株主優待有名になった桐谷さんは、
「2000万円分の優待株があれば、食べていける」
って、言っておられるしね。
19歳娘 「でも、もしものための貯金は必要でしょう?」
そうだね。
その時に暮らしていく1年分ぐらいは、現金で持っておきたいかな。
家族がいるなら3年分くらいはね。
でも現金だけで残しておいても、貨幣価値は変わるし、
入ってくるお金は増えないから
ちゃんと投資していかないとね。
今の19歳娘なら
自分自身が稼げる人になるように、自分に投資した方がいいと思うよ。
それに、楽しいリタイアのために、
何をしたいのか、何が必要なのか考えないとね。
先は、ながいよ~
たのしみだね。