はむすた母です
前回は
『賃貸住宅に暮らす子供に話したい お掃除の話』
を、我が家の「兄ちゃんその1」にあてて書きました
今回は、「兄ちゃんその2」にあてて
家具・家電編を書こうと思います
家具、家電にこだわりのある君、
今時は、ミニマムに暮らす20代が注目されていて
家具・家電は据え付けの賃貸住宅もあるけれど
お気に入りをそろえてるのは
君なりに生活を楽しんでいるからですよね
せっかくこだわるなら、きれいに長く使いたいから
家具・家電のお手入れの話、しましょうか
汚れの原因はたいてい「水」と「油」です
基本的には部屋の掃除と同じです
家具や家電のお手入れは、大掃除の時がメインになっているのかな
できればシーズンごとに中掃除をするのが理想です
ついてきたマニュアルのお手入れの項目は読もう
当たり前だなんて言わないで、ちゃんと読んでくださいね
いくつか読むと同じようなものばかりな気がして、
読まなくなるのはわかるりますけど
使わないでほしい洗剤とかが、自分が思っている物と違うことがあるから
チェックだけはしてた方がいいみたいですよ
・塩素系漂白剤を使っていいか、使えないか
・クレンザーのような研磨剤を使っていいか、使えないか
・油性の汚れに対して、どう対応するのがいいのか
・水洗い可能なのか、洗えないのか
不具合をおこさないようにするためだけでないく
安全に配慮するためにも
新しいものを購入したら、一度マニュアルを読みましょう
使い始める前に汚れが付かないように予防する
一番効果的で、手間がかからないのは
「汚れる前に予防すること」
換気扇にフィルターをつけるようなことですね
私の場合だと、最近は
オーブントースターの底板にアルミホイルを巻き付けて
焦げ付き予防をしています
アルミホイルの厚手のものを使うと、
引っかかって破れることが少なくて
かなりストレスが減りました
普通のものよりちょっと高いけど、試してみてください
家具の上にシートや布をカバーリングするのも、
ホコリを一気に払う方法の一つです
ただ、この方法は
クイックルワイパーや掃除機は使いにくくなるので
お掃除スタイルによっては面倒な場合もあります
素材や場所によって、予防の方法は検討が必要です
使ったらすぐに掃除する
汚れはその時に落とせば簡単なのに
時間がたつと面倒です
基本的には
まず、濡らす前にゴミになるものを取り除きます
ゴムベラを使うときれいに取り除けて便利です
(場所別にへらの形や素材を選んで、専用に使うことをお勧めします)
油分は使い捨てできる紙、布などでふき取ります
水洗いができるものは、ごみを落とした後で
とれるものはふき取り、
そのあとで水拭き、水洗いをします
汚れてすぐなら、ほとんどは水洗いまでで落とせます
面倒になって、中身やごみが入ったまま水につけたりすると
かえって手間がかかるので、
サボらないことをお勧めします
玄関
靴や傘を乾かしてから、しまうように気を付けていますか?
水分が残っていると靴箱の中全体のカビの原因になります
濡れていなかったものまでカビてしまうので、注意が必要です
靴入れのお掃除って、年末くらいしかしないけれど、
梅雨明けにもした方がよさそうです
手間をかけられないなら
時々、換気のために扉を開けておくとカビ予防になります
傘立てはありますか?
トレーに水をためたままにしないでください
数日間貯めたままの水は
部屋の中でも蚊の発生のもとになってしまいます
金属製の傘立ては錆の発生を防ぐ意味でも、
水をつけたままにしないでください
錆は一度つくと広がるし、
錆の色が床や傘について取れなくなるので気を付けてください
高価な自転車を持つ君は、玄関に自転車を入れていますね
濡れたときにさっと拭けるように、クロスを玄関に置くことをお勧めします
一人暮らしの場合、毎日物干しができるわけでもないので
濡れたものを拭く用に、
室内でも乾きやすいクロスを準備しましょう
マイクロファイバーのクロスは、吸い取りもよく乾きやすいのでお勧めです
洗車用のものが大きさ、厚さがいい感じです
品質を問わないのなら、100均にもマイクロファイバーのクロスがあります
チェックしてみてください
キッチン
使ったら温かいうちにふき取る、洗うが
キッチン用品のお手入れの基本です
ストレス解消にお菓子を作る君だから、
気に入ったオーブンレンジを厳選していますよね
オーブン機能を使用後は、冷めてしまう前に水拭きしてください
飛び散った油をつけたまま使い続けると、全体に焦げ付いてしまうので
使うたびに拭くのが一番楽な方法です
取れない焦げ付きを見つけたら、割りばしを使ってこすり取ります
取り外せる部品は洗剤、クレンザーを使って
根気よく取り除いてください
一気に取ろうとしないのがコツです
レンジ機能を使うときは、
できるだけ蓋を使うことをお勧めします
食品や水分・油分が飛び散ることを防いでくれます
ラップを使うのももちろんですが、
熱いものを扱うので着脱が蓋の方が楽です
100均にサイズがそろっているので
普段使うお皿に合わせて購入をお勧めします
レンジ機能を使った時に、
庫内が水蒸気でいっぱいになることがあります
その時、乾いたふきんで拭いておくと、きれいな状態を保てて便利です
うちではご飯を温めたときにふくことが多いです
温かい水分を吸ったふきんで、外側もついでに拭いておきましょう
台所にあるものは、外側も油が付きやすいので
こまめに温かいふきんで拭いてください
オーブンレンジの上、電気釜の上、冷蔵庫の上に油汚れがたまりがちです
黒ずんでしまった時は、
食器用洗剤か石鹸をふきんにつけて拭くと取れます
洗剤やせっけんを使用した後は、必ず水拭きで取り除いてください
そのままにすると汚れが再付着します
冷蔵庫のお掃除は、していますか?
なかなか時間が取れなくて、手が回っていないかもしれないですね
直接ものを入れないように、空箱やトレーを使って
あらかじめ汚れを冷蔵庫に着けないように工夫することをお勧めします
ドアポケットは牛乳パックを切ったものを使い捨てにすると便利です
あ、君は牛乳飲まないんだった・・・
何かについてきた厚紙でも使ってください
汚れが付いた時は、水拭きか
酢を薄めたものでふきんを絞って拭き上げてください
「酢を薄めたもの」掃除用には30倍から50倍に薄めたもので充分です
母らしいアバウトな割合でスミマセン
台所掃除にお勧めですが、アルミ製品は黒ずんでしまうので使わないでください
部屋
家を出る時、小さめの掃除機を持っていきましたよね
週1くらいは、使っているのでしょうか?
[プラスチック製品]
掃除機をかけるときに、
フィルター部分もごみを吸い取りましょう
春なら空気清浄機、夏ならエアコンと
その時期に使っているもののフィルターのホコリを取りましょう
掃除機を使っていると、たいていのプラスチック製品は
ホコリを吸い取ることができます
エアコンの上など、高いところは
クイックルワイパーの伸び縮み用が便利です
ウェ−ブ ハンディワイパ−用 取り替えシート8枚【お掃除道具】
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このタイプのシートは、よくホコリを取ってくれてうれしいです
シートについたホコリは掃除機で吸い取ると、
コスパよく使えてお勧めです
シートそのものを吸い込んでしまわないように
しっかり押さえてホコリだけを吸い取ってください
ウエーブシートは、でこぼこした形の物や
パソコンなどの静電気を持ちやすい物のホコリ取りも得意です
この手のシートを買うときに、洗剤や油分を使っていないものを選ぶように
チェックしてから購入してください
ホコリを吸着するために洗剤や油分を入れた製品があります
これらはホコリを取りやすい特徴もありますが
成分が拭いた部分に残って、 ホコリを吸い寄せる原因にもなります
[木製品・竹製品]
木製や竹製の家具は、塗料によってお手入れが異なります
購入するときに、必ずお手入れの方法を尋ねましょう
自分がお手入れできるタイプのものを選ぶことが
物と長く付き合えるコツです
木製や竹製の家具は直射日光を避けるように設置して、
こまめにから拭きするのが、共通する楽なお手入れ方法です
から拭きならウエーブシートが使えます
オイルやワックスを使う場合には、柔らかい布を用意します
塗り付けようの布と、ふき取りようの布を使って
少しづつ進めていくのがいいでしょう
一気にやろうとするとムラになったり、
時間がかかりすぎたりするので無理なく進めてください
[革製品]
皮製品は「汚れ落としようの洗剤」と「ひび割れ防止用の保湿剤」があります
購入したらすぐに「ひび割れ防止剤」を塗り込みます
ひび割れ防止剤は家具を購入するときにお勧め品を一緒に購入するといいでしょう
シーズンに一度、もしくは半年に一度程度は
汚れ落としを兼ねて、ひび割れ防止の手入れが必要です
汚れ落としは中性洗剤を薄めたもので大丈夫です
皮は基本的に水洗いができないので、
裏になる部分で色落ちしないか試してみてください
皮製品のひび割れや、色落ちは
プロのメンテナンスがある程度有効です
ひどくならないうちに専門家の助けを借りましょう
[布製品]
購入後すぐに防水スプレーをまんべんなくかけておきます
汚れてしまった時は、
中性洗剤を含ませたタオル等でたたくようにふき取ります
あらかじめ洗濯のしやすい
着脱可能で気に入りのカバーリングを使うことを
私はお勧めしたいです
[ソファーがへたってしまったら]
中に入れるウレタンやスポンジ、綿は
足したり、入れ替えたりできるものがほとんどです
自分でできるかどうか見極めて購入することをお勧めします
皮製品や布製品の場合
チャックのあるものや、縫い取りを外せるところがあれば
自分で中身を調整できます
ウレタンやスポンジはネットでも購入できます
頑固な汚れには
製品の素材別に専用洗剤があります
専用洗剤はしばしば高価なものがありますが
必ずしも効果的とは言えません
(断言すると、叱られそうですが
使い方によっては効果が得られないこともしばしばあります)
ホームセンターで一度、内容物を確認してください
中性洗剤系なら、せっけんや台所用洗剤で代用できることがあります
塩素系、アルカリ系洗剤なら洗濯用で試してみてください
いずれの場合も初めは30倍程度に薄めて、
目立たない部分で試してみてから使いましょう
代用品に効果がなかった時に、
専用品の購入を検討するといいと思います
こだわりのものを選ぶなら
お気に入りのものが身近にあるとうれしいです
こだわったものほど手をかけたい気持ちもわかります
一人暮らしのうちに、いろいろ手にして
自分のキャパを広げておくことは、大事なことだと思います
製品のスペックにこだわるように
購入する時点で
お手入れの方法にもこだわるようにしてください
自分のお気に入りは、自分でお手入れすることが
こだわり屋さんの基本です
お手入れが楽しめないなら、そのこだわりはダメなこだわりだと思います
君に家族ができたとき、
気にのこだわりの品が家族の負担にならないように
今から自分でお手入れできるようにしておいてください
素敵なものの話を、また聞かせてくださいね
楽しみにしています