空元気も元気!

ちょっとだけ頑張った日の記録です

【親が教える方法】 目的を伝えて、考えさせる

 

 

昨夜の食卓で、大学2年生の娘が

「試験前に、課題増やされた~

 提出課題、いくつになってるのか、先生本人が把握してない!」

と、ぷんすかしていました。

 

 

 

 

課題を出される状況

 

 

話聞いてると、

良かれと思って基礎的仕事をふってる上司が

基礎的ではあるけれど、今やらなくてもいいような仕事まで新人に与えすぎて

目的が何だったか伝わらない状況

そのものでした。

 

 

娘の話を聞いていると、

先生が、あれこれ気が付いた時に課題を出しているのがわかります。

話の流れで「これやっといて」が、多いみたいなんです。

 

先生の中では、

「この前の課題1と課題4を使って、

 次の課題7のデータから課題5の理由を考えて

 新しい課題8を仕上げる・・・ためには、

 もう一つ課題9が必要になるな」

ということなんでしょうけれど

 

そんな場当たり的な方法では、学生に伝わるわけがないですよね。

必修科目のようなので、ちょっと気の毒です。

 

 

課題の目的を伝えて、モチベーションを保つ

 

なんのためにそれが必要なのかを、伝えます 。

 

娘たちのデータ収集課題なら

「この町の10年後を予想しよう」

という目的を、まず伝えるのが大事です。

 

 

学生に、たくさんのデータを集めさせたいのなら

「どんなデータが必要か、考えてみよう」

と、3分でいいから、まずは考えさせる。

そして、何が必要か言わせてみる。

足りないところを補って、課題を開始させる。

 

考えさせずに「あれとこれとそれと・・・・」と、

指示で済ませてしまうから

「わけわかんない事ばかり、させる」と思われて

モチベーションが下がってしまいまうわけです。

 

 

知っていて当たり前と思わないこと

 

 

せめて、そのデータがあると何がわかるのか、

どういうことにつながっていくのか、

ちょっと触れるとよかったのかもしれません。

 

データの使い方なんて、当然わかっていると思っていらしたのかな。

 

 

そうは言っても

自分のことでも、覚えているつもりのことを

忘れていることはありませんか?

 

ものを片付けて場所を忘れたり、

自信満々のテストが全然ダメだったりってこと

ありますよね。

 

 

だれかにものを教えるとき、

「わかっているはず」

「自分の考えている通りに、相手が理解しているはず」

という思い込みは、すごく危険です。

そんな思い込みは、捨てることが大事です。

 

 

 

「教えたつもりは、教え方が悪い」と自覚しよう

 

「これは、確認なんだけどね。」

と、ひとつづつ相手の頭の中がどうなっているのか

答えてもらうのが、

相手の頭の中を知ることには有効です。

 

 

その時、自分が教えたことも確認する時間を作った方がいいです。

 

教えたことが、相手に伝わっていないことはよくあります。

教えたつもりで、教えていないこともよくあります。

 

 

本当に自分が教えて、相手に伝わっていないとしたら、

それは「教え方が悪い」ということです。

即座に伝え方を見直さなければなりません。

間違っても、覚えていない相手が悪いと考えないでください。

 

その場でできていたことが、あとでできなくなっているとしたら

それは復習作業のさせ方が悪かったということです。

手順の見直しをしましょう。

 

 

 

いっぺんに課題を与えすぎない

 

 

どこから、どうやって教えるのか

相手の頭の中を確認しながら進めます。

 

ある程度分かっていることが確認できると

時短を考え、あれこれ一度に課題をあたえてしまいますが

かえって余計な手間暇をかけることになります。

 

娘たちのように、教室で人数がいるなら

チームを作って、一人にひとつづつのデータ収集の課題をさせて

持ち寄った方が時短になります。

出した課題は、面倒でも一つ一つ確認しないと

あとからつまずいたところを探すのは本当に大変です。

まとめてみればいいというのは、かえって時間がかかるので

時間をかけたくないなら、こまめに確認した方がベストです。

 

 

 

まとめ

 

夏休み、いろいろな課題が出ていると思います。

普段時間がなくて、

「なんのためにそれをやるのか」考えさせていないことが多いです。

教える側が、「一時を付き合う忙しい学校の先生」から

「忙しくても一生付き合い続ける親」にこの季節は変わります。

 

 

課題解決の理由が小学生の間ならなら

「いい点を取ると親が喜ぶから」

でも、続くかもしれませんが、

いつかは自立してもらわなければなりませんよね。

 

 

親と取り組むことができるこの時期に

 

・なぜその課題に取り組むのか

・どういう方法で取り組むのか

・課題解決には何が必要なのか

・今、何を知っているのか

・これから何を学ぶ必要があるのか

 

ひとつづつ取り組んで、考える癖をつけるサポートをしてください。

 

 

いずれ、社会に出たときに、

教えることや、支持することがへたな上司の下についても

自分で目的を見つけられて、解決方法を考える癖がついていれば

出される課題の意味を見出すことができるようになります。

わけのわからない感がない分だけ、

仕事がつまらないという思いをすることが減ります。

 

この時期に、親だから教えられる方法を試してみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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