昨日ね、
こちらのブログのチャーコ様に、
こんなブクマコメントいただいたんです。
「出張中も家族とゲームができる。考えると今ってすごい時代ですね。」
http://b.hatena.ne.jp/harienikki/20180130#bookmark-356214344
http://harienikki.hatenablog.com/archive/2018/01/31
我が家のおとうさんって、
最近でこそ週1~2日の出張ですけど、
4~5年前まで1~2か月間の出張とか、
しょっちゅうあって、
3年間の単身赴任もあったんです。
家族とのコミュニケーションをどうしていたかというと、
「スカイプ」だったんです。
うちのおとうさんの場合、
海外出張もアジア圏が多かったので、時差は2時間くらいまで。
おとうさんは日本時間で生活していて、
なんと朝、可能な限りスカイプをつないでくるんです。
寝ぼけまなこで私が、毎朝、まずするのがスカイプをつなぐこと。
つながると、私はお弁当作りを初めて、
スカイプの向こうから子供たちに
「時間だよ~。起きて~!!」
「ほらほら、忘れ物ない?」
「はい、いてらっしゃ~い。」
というのが、おとうさんの役目。
子どもたちと、ひとこと、ふたこと、会話して
毎日が始まるのが日課でした。
(家にいても、もちろん同じことしてました。)
土日は、朝はお休みで
日本時間で夜9時になるとスカイプ。
1対1の時もあれば、1対4の時もあったり、
進路相談の3者面談?みたいな時もあるし。
おとうさんと子供だけで話すこともよくありました。
ゆっくり話しをするのは、この時間なので
学校の話だったり、部活の話だったり
ゲームの話、本や漫画の話。
おとうさんがその時いる場所の話、
珍しいごはんの話、仕事で出会った人の話もしました。
今、長男が九州、次男が中京にいるのですが、
彼らとネット上でゲームをしたり、
携帯で話をしながらパソコンの同じ画面を見たり、
あまり違和感がないのは、
そのころの体験もあるんだろうなと思います。
おとうさんとしては、そういう努力を一杯して、
家族とコミュニケーションをとっていたのですが、
現在19歳になっている娘、
おとうさんが単身赴任から戻った時は小学生で、
人見知りならぬ「おとうさん見知り」をしたんです。
兄ちゃんその1の後ろから、
覗き込む感じでお父さんを観察したり
兄ちゃんその2の言葉に隠れて、
自分はだんまりを決め込むとか
あのころの娘にとっては、
兄ちゃんその1が「優しいお父さん」で、
兄ちゃんその2が「口うるさいお父さん」
おとうさんは、スカイプの向こうの人だったのかな。
おとうさんが家にいることに、少し慣れたと思ったら
また2か月の出張に行ってしまうので、
帰ってくる頃には、また「おとうさん見知り」
ふりだしに戻ってしまいます。
おとうさんは、帰ってくると子供たちと
一緒に映画を見に行くとか、
ゲームをするとか。
(これは「おとうさんがゲームをしたかったんだ」と思いますが)
ちょこっとお出かけするとか、
せっせと子供たちを誘っていたんです。
我が家では大事なコミュニケーションツールのため
「ゲームの制限」は、とうとうできませんでした。
おとうさん、うちにいなくてもスカイプでしょっちゅう
「あのゲームどこまで進んだ?」
「そこの攻略法は~」
って、言うんだもの。
つい子供たち、ゲーム、頑張っちゃうじゃないですか~
おとうさんと娘が、
二人でおでかけできるようになるまで
1年ぐらいかかったかな。
兄ちゃんその1が、
家を出ようか、出まいかとしていた時期で
妹の様子をずっと気にしていたようでした。
多分、
少し、時期を遅らせてくれたように思います。
今でこそ、娘も生意気な口を利けてますけどね。
我が家にとって、インターネットって、
この20年、かわらず
大事なコミュニケーションツールなんだなって。
今も、単身赴任のご家族とかには
ネットは家族をつなぐものなんでしょうね。
ありがたい時代だなと、思います。
最近、私がタブレットを持たされてから
我が家は「ハングアウト」を使っています。
ツールもたくさんふえましたね。
私には、「何が何だか」なんですけどね。
ネットの世界でこうして皆様とつながていること
ありがたいなと思います。
とりとめもない話題にお付き合いくださって、
ありがとうございました。