オードリーヘップバーンの人生の話を
ラジオで聞きました。
オードリーは、役者経験のないままに女優になったそうです。
小さい役を重ねながら
その場で先輩たちの演技をじっと見て学び
教えを乞うて大きなチャンスをつかんでいきました。
「知らないって、武器だと思う。」
そう考えながら、学んでいったそうです。
ある、勉強会で
「レベルが高すぎて、自分がここにいていいのか不安です。」
という話を、つい最近うかがいました。
勉強会は、プロの方もいるけれど
初心者中級者もいるグループです。
「give-and-take」
教えたり、教えられたり
情報を提供したりの
マインドが必要になります。
私もちょっと、思っていました。
「教えてください・・・ばかりで
提供できることがないなあ。」って。
ブログを書いていても、
皆さんに教えていただくばかりで
私に何ができるんだろうって。
でも、「自分がここにいていいんだろうか」
とは思わなかったんですよね。
「自分にとって、ここは素敵なことがいっぱいある。」
と 思えたから、
「ここにいたい。」
と 思う方が大きいんです。
10代、20代のころは、恥ずかしさから
「教えてください。」
ということが苦手でした。
子育てを始めて30代、40代と
「助けてほしい。」
と言えるようになりました。
言ってみると、みなさん本当に
親身になって助けてくださいます。
ある方に、
「こんなにしてもらったけど、御返しできそうにないなあ。
ごめんなさいね。」
と言ったら、
「自分もしてもらってきたから、順返ししてくれればいいよ。」
と言われて、泣きそうになりました。
今でも思い出すと、泣きそうになります。
それから「順返しできることは、ないかな」と思いながら
できそうなことを引き受けて過ごしてきました。
50代になって、
「それ何?教えて!」
って、わくわくしながらたずねることが
できるようになりました。
聞いてみると、みなさん親切に
楽しそうに教えてくださいます。
「レベルが高すぎて・・・」
それなら
私が、初心者の素朴な疑問をすることが
もしかすると「give」だけでなくて
「take」のきっかけになるかもしれないと
初めて気が付きました。
今まで「みなさん、すごいなあ」と
聞いていただけの勉強会で、
私にできることは
「わくわくたずねること」
みたいです。
今の私なら、得意分野です。
こんなことが「貢献」になるなんて、
びっくりだけど
頑張って見ようと思います。
このブログでも、質問もしてみようかな。
「知らないって、武器だと思う」
わくわくです。