この本が、単行本だっていうのが
くすっと笑ってしまいます。
単行本である以上、
「オチビさんたちを想定していない」ってことなんでしょうね。
きたやまようこの作品に出合ったのは
にいちゃんその1が低学年のころ。
ある県の推薦図書として
『いぬうえくんのおきゃくさま』が書店にあったからです。
この県の、推薦図書の選考担当者、
なかなかセンスがいいと思います。
きたやまようこさんの作品は、
暖かくて、楽しくて、くすっと笑えるものばかり。
子供も もちろん「そのおかしさがわかる」ゆかいな本です。
「そもそも、どうして・・・」
と、まず設定から「にこにこ」してしまいます。
なので、書店や図書館で見つけるたびに
家族でどんどんファンになりました。
上記の『いぬうえくんとくまざわくん』のシリーズや
シリーズ『ゆうたくんちのいばりいぬ』のシリーズは
幼稚園、小学生の子供たちが大好きでした。
『ピーブーの練習帳』は、
我が家の子供たちにはちょっと不評。
おとうさんは大好きで、セットで購入。
もちろん今も、本箱にあります。
兄ちゃんその1が 中学生になっていた時期に読んだから、
世界観についてこられなかったのかな。
子供って、不思議なことに
上の子のマインドに引っ張られるんですよね。
お話のように自分の生活が
「練習ばかりで本番なし」の気がして
「むっ!!」としたのかもしれません。
図書館の「生活」の棚にあって、思わず噴き出したのがこちら
この本を生活のヒントにしちゃ、ダメでしょう!!
気持ちのゆとりには、なりますけれどね。
・・・なる、か、なあ。
ふふふ、とは、笑えますよ。
まずは、図書館で見かけたら
手に取って、くすっと笑ってくださいね。
ご購入はそのあとで。