梅雨に入って、雨の降っていない日も高い湿度が続いています
培養土の袋で育てているミニトマトは
人の目線を越えていく勢いで育っています
通路側に延びてくる脇芽は、
容赦なく切り取っていますが
邪魔にならないものは延び放題です
指し芽をした培養土の袋もだいぶ大きくなってきています
問題発生
ひとつの袋に問題が発生しました
実が熟す前に傷んでいます
「尻腐れ病」と呼ばれる栄養障害です
原因その1
土の中にカルシウムの成分が足りない場合に
「尻腐れ病」を起こすことがあります
原因その2
チッ素成分が多すぎて、カルシウムの吸収がさまたげられてしまった可能性があります
その3
水のやり過ぎ
梅雨に入って、土が濡れている時間が長いためにおこった可能性があります
対策
残念ですが「尻腐れ病」が発生した実は回復しません
黒くなった実を切り取って処分します
「尻腐れ病」が発生した時点で
追肥はしていませんでした
購入した培養土には栄養分が入っていたので
どちらかというとチッ素成分が多すぎた可能性が高いです
チッ素成分が多いと、植物は葉っぱをよく繁らせる特徴があります
葉もの野菜を作る場合には、チッ素を多めに施します
ミニトマトは実を採るタイプの野菜なので
葉っぱはある程度育ってくれればOKです
必要な栄養素カルシウムの成分が含まれる「苦土石灰」を施します
雨が多い時期なので、水やりを控えめにします
この時期、私は夕方に水やりをしているのですが
夜、雨が降りそうな時は水やりを控えることにしました
朝、土が乾いているようなら
その時点で水やりをすることにしました
その後できた実は、今のところ大丈夫です
追肥用の肥料を準備します
ワンシーズンで使いきる分量を用意しましょう
長く置いていると、虫がついたり、固まったりしてしまうので注意してください
専用の肥料が簡単です
家庭菜園用に少ない分量で出ています
実のなる野菜の肥料です
リン酸の成分が多めに入っています
土の健康を考えるなら、有機肥料もおすすめです
化成肥料より値段が高めのです
蒔いたところに虫が寄りやすいので
軽く土を被せておくか
根元から少し離れたところに穴を開けて施すといいようです
次回は収穫の頃の予定です