師走でございます
こんにちは 「はむすた母」です
師走だからというわけではありませんが、
障子の張替えに挑戦しています
紙をはがす
今回、障子の張替えをするのは、築35年の中古・戸建て住宅です
障子の桟がかなり汚れていたので、
紙を取って洗うことにしました
いくどか張替えをしたような跡があります
ノリ張りのところと、両面テープを使ったところがありました
水をかけてしばらく置くと、ノリ張りの方は簡単に取り外すことができます
取り外した紙で、桟をきれいに拭き上げます
煙草を吸う方が暮らしておられたのか、黒ずんでいました
障子の桟の形に、くぼみを作ってある「へら」です
竹でできているので、木製の障子の桟を傷つけない柔らかさがあります
くぼみのない方は幅があるので、枠の部分に使い勝手がいいです
マイナスドライバーでも代用はできますが、
金属の硬さで傷つけないように注意が必要です
両面テープを使ったものは、濡らすと紙は取れますが
テープノリが残ってしまいます
何年も張り付いていたテープノリは、かなり頑丈で
こすったくらいでは全部をはがすことはできません
はがし液を使た場合は、次のノリに影響が出るので
はがし液自体をよくふき取る必要があります
そのもの自体が木製で、しみ込んでしまうため
はがし液を除去するのは、結構面倒な作業になります
今回は、多少テープノリが残っていてもOKということにしました
障子紙を貼る
未経験のため、紙を選ぶことからはじまりました
従来からある和紙タイプと、
プラスチック繊維が入ったタイプのものがあります
現在の住まいがプラスチックタイプです
和紙タイプに比べると割高ですが、
破れにくいので張替えがすくなくてすみます
3年過ぎてみて、
汚れが付きにくいこと、日焼けも少ないことも分かりました
メリットは大きいです
今回もプラスチックタイプを使うことにしました
接着方法は
ノリ、両面テープ、アイロン接着から選ぶことができます
はがすのに難儀したこともあって、アイロンタイプを使って見ることにしました
注意
コードレスアイロンは、温度が下がるスピードが速いので
作業に向かないと表示があります
お気を付けください
アサヒペン アイロン貼り 超強プラスチック 障子紙 94cmX1.8m 雲竜 6842
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試行錯誤しました
障子貼り、難しいですね
しっかりと張って、セロテープで仮止めするのですが
気が付くとつってしまっています
このタイプの障子の枠を使う場合、
真ん中から、2本の縦の桟をしっかり張り付けて
中から外へアイロンを滑らせていくのがいいみたいです
障子の枚数が多いので、少しは上手になるかと思いましたが
何枚やっても、あちこちつれてしまいます
障子紙の売り場に、きれいなものがたくさんあって
つい遊んでしまいました
私が購入したのは、あさのは模様のものです
同じ張り方がつまらなく感じる、変拍子好きが
こんなところで出てしまいます
全部、違う貼り方で遊んでしまいました
あと、数枚
背の高い障子が残っています
もうひと頑張りです
やってみて思うこと
上手になるには、学びと回数が必要かなと思います
この家は、私の両親が越してくる予定なので
今回はこれで許してもらおうかと思っていますが、
よそ様のためにはもう少し修業が必要です
障子はかなり大きさがあるので
平らなところに寝かせて作業するスペースが必要です
洗うための場所も、今回はお風呂場でできましたが
ユニットバスになると出入口が狭くなるので、使えないかもしれません
この家は今、荷物がないので楽に作業できますが
家具が入ると障子を外すこと自体が
難しい場所もあると思います
なかなか張替えができないのは、こういった事情があるからなんだと
再認識しました
障子紙のバリエーションはかなり豊富です
模様や色もたくさんあるし、布を張ることも増えているそうです
それぞれの事情に合わせて、お部屋に表情をつけるアイテムになります
私自身は、ほかの扉と合わせて
もう少し楽しんでみようと思いました