午後の日差しがまぶしい伏見稲荷大社です。
流れに乗って、とにかく進みます。
前々日、前日、そして午前中
ゆっくりとでも かなり歩き回っている私たち。
ふだんの1週間分、いやそれ以上歩き回っているのでは?
足も、腰も、ダメージありです。
しかも、この日の流れで
お昼ご飯を食べ損ねております。
無事に上まで、上がれるでしょうか?
人の流れる鳥居を通り抜けて、
人心地付けるところに来ました。
先を行く方の邪魔にならないように、隅っこによりたいけれど
すでに込み合っていてゆっくりはできません。
だから、コロ様は「朝早く」と言われておられたんですよね。
う~ん。
ちょっとだけ足を止めて、あたりを見回します。
お狐様を写真に収めてみましたが
とにかく人がたくさん映り込んでしまっていて
ここにはちょっと載せられません。
少し人が少なめのタイミングで、歩き始めます。
鳥居の並びは美しい・・・はずなんですが
とにかく人が多くて、眺めている余裕はありません。
先に先に、進みます。
そう、このころになると、
人が減ってくるとコロ様もおっしゃっていたはず。
ところが、この日の参拝された皆様は健脚が多かった。
なれないであろう和服をものともせず、
楽し気におしゃべりしながら進む外国語の方々。
小学生くらいのお子様は、
「お父様を引き連れて」飛ぶように先を急ぎます。
「お父さん頑張って!」と
控えめにエールを送りました。
だんだん坂道、階段になってきました。
コロ様のおっしゃる「ハイキング」ですね。
気合を入れなおそうにも、息が上がってきています。
このお兄さんは、慣れている方だったようで、
カッカと下駄を鳴らして行ってしまわれました。
かっこよかった。
思わず見とれて後姿を撮りました。
あの、まずかったら削除しますので、お知らせください。
凛々しい感じのお狐様の一対です。
階段が多くなってきて、下だけむいて歩きます。
ちょっと平らなところで顔を上げるとお狐様がおられるので
頑張って写真に収めます。
気が付いたら狛犬さんもおられました。
狛犬さんって、角があるのもいたんですね。
午前中の京都国立博物館で知りました。
子供連れの狛犬さんや、珠を持つ狛犬さんは見かけていたんですけど
角には気が付きませんでした。
今度から見るところが増えて、楽しみです。
看板を見ると、まだ3分の1、来ただけです。
家族ずれのグループは、お互いの顔を見ながら先を目指します。
「誰かがやめようって言いだすのを、
待ってるんだろうな~
その気持ち、わかるな~」
私?
とにかく「上まで」行きたかったんです。
不ぞろいの階段って、きついですね~
でもここに階段を作った方たちは、もっときつかったはず。
上をむいたら、やめたくなりそうで、
足元だけを見て、とにかく上がりました。
四つ辻です。
カエルさんがかわいくてね。
なごみました。
一休みする人でいっぱいです。
にこやかに写真撮影中。
みなさん、かなり元気です。
私たちもここで、ペットボトルのジュースを購入。
ちょっと甘くて、一気には飲めないけれど
結果的にはそれで助かったかもしれません。
この後、所々で
一口ずつ、少しずつ飲みました。
それでも ここから先は、
さすがに靴が合わない方は減りました。
山道というわけではありませんが、
慣れない和服に草履の方や、ヒールに少しの高さの方、
革靴の方は、一気に見かけなくなりました。
私も靴紐をきつく結びなおして進みます。
たくさんお狐様がおられるので、
どう写真を撮っていいのかわからない感じです。
でも撮影するから先に進めています。
本当のところ、ここに載せた10倍は写真を撮っています。
お狐様のおかげで、先に進んでいけました。
上へあがっていくはずなのに、なぜか道が下がっていく。
しんどくなってきている時には、つらい道です。
そろそろ膝が、怪しくなってきています。
偶然、業務連絡をメールしてくれたwaffleに
「伏見稲荷大社、登山中。きついよ~」
と、泣き言でかえします。
「いいところだよね。ブログ楽しみにしてる。
がんばってね~」
応援してもらっちゃいました。
うん、なんとかブログまで、
たどり付いたよ。
ありがとね。
19歳娘「みーちゃん」に、
「さっきもあったよ」と言われながら撮った看板です。
目に入っていませんでした。
定価が決まっているんですね。
相場というものがわからなかったので、
「そういうものなんだ~」と
ゆる~く思いました。
個人で建てるには、頑張らないといけない感じですが
団体や会社で建てるなら、現実的な価格に見えます。
一瞬、人が途切れました。
鳥居の足元を見ると、
これから建てられると思われるスペースがあります。
鳥居の色もですけど、
足元で新・旧の違いが判ります。
この後、工事をする方々を何度かお見掛けしました。
倒れている鳥居も見かけました。
ここの鳥居はそうやって、
今も増えたり減ったりしているようです。
とにかく足元だけむいて、上は見ないように歩きました。
お若いグループのお兄様方が追い抜いていきます。
「お先にどうぞ。」
もうマイペースでしか歩けません。
息があがって、立ち止まったら動き出すのがきついです。
「ついたよ。」と
19歳娘「みーちゃん」に言われた初めて、気が付いたくらいです。
何とかたどりつけました。
登頂です。
コロ様は、ここでおみくじを引くようにと書いておられます。
ここの「おみくじ」ひくの、重くて大変なの~!!
頑張ってひいてみたんですけど、なぜか恋愛運の事しか出てないんです。
私、今、恋愛運・・・いらないと思う。
何か読み方にこつがあるのかな。
確かおみくじの記事も書かれていたような・・・
うーん、分からん。
でも、そう悪いことは書いていない気がする。
何事もポジティブに、受け止めよう。
いいことあるある。
ここまでこれたんだから、充分です。
上がってきたからには、降りなければなりません。
すでに足が痛いし、腰も痛いし、ひざが・・・
下りのほうが心配なんですよね。
気を入れていくことにします。
あ、あの長くなってスミマセン。
次回、下山します。