YouTubeを見ていたら、ミニトマトを切って土に直接植えて苗を作っている動画を見つけました
おもしろそうだなぁと想ったので、真似してみることにしました
観察記録です
3月10日
3種類のミニトマトが入ったパックを買ったので、みんなやってみようと思います
ミニトマトを切ってポットに並べて、上から土をかけておきます
発芽にはかなり寒いのでビニール袋に入れて保温、室内におきました
4月4日
いくつか発芽しました
このヒョロヒョロが育つかどうかは疑問ですが、たしかに発芽するんだとおもしろくなってきました
4月24日
3種類とも発芽しました
しかも本葉が出てきて育っています
5月8日
はじめに見た動画では大きなペットボトルでトマトを栽培をしていました
我が家には大きめのペットボトルはありません
500mlのペットボトルを使って、いくつか実験してみることにしました
ペットボトルを切って土を入れて、飲み口から根っこを出させて下の水を吸わせる作戦です
西側 陽当たり4時間エリア
野菜栽培用プランターその1
野菜栽培用プランターに3種類を一本づつと
写真を忘れましたが、培養土の袋にもそれぞれ一本づつ定植しました
南側陽当たり6時間エリア
土の入ったペットボトルと
水だけで育てるタイプの二種類を用意しました
北側 陽射し2時間エリア
土を入れたものと、スポンジを支えにしたもの
水だけで育てるタイプのものの3種類を用意しました
6月6日
黒のポットはまだ発芽がつづいています
白のポットはほぼ発芽がおわったようなので
あちこちに移植しました
野菜栽培用プランター その2
場所がないので取りあえずの仮植えとします
北側 陽射し2時間エリア
土を入れたペットボトルの苗に花が咲きました
スポンジのもの、水だけで栽培しているものは小さめです
南側 陽射し6時間エリア
土を入れたペットボトルはこちらも花が咲いてきました
意外なことに北側とほとんど生育が変わりません
水栽培は北側より少し大きめですが、
ペットボトルのものに比べると小さいです
土植えでもポット苗は小さいまま
でも葉の色はとても濃い色をしています
西側 陽当たり4時間エリア
培養土の袋植え
花が咲きました
脇芽もでてきています
プランター植え
左側がうまく育たず、別の苗を植え直しました
一緒に植えたマリーゴールドも左側はナメクジに食べられてしまったようです
一本仕立てだと背が高くなりすぎるので、
脇目は残して実が一段分育ったら切り落とす方法で育てていこうと思います
コンポスト鉢に移植したもの
植物性の生ゴミをフードカッターで粉砕して、土と交互に重ねたコンポスト鉢を作ってみました
2週間置いた後、3種類の苗を仮植えした
3本のつもりが種が一緒についてきたのかかなり多めに育っています
生育がいいので、生ゴミがいい肥料になっているみたいです
同じように作ったコンポスト鉢が増えているので、分けていく予定です
7月2日
袋植え、めでたく色づいたので
この観察を一時、終了にすることにします
水耕栽培の方に良くない傾向が出てきて
辞めるタイミングを図っていたので
収穫できるものができたことで終わりにしようと思います
南側、土入り水耕栽培
実が着くまで育っていますが
葉が黄色くなってきて、全体に良くない感じです
6月半ばごろからこの状態で、液体肥料を施しても悪くなるばかりでした
水だけで栽培したものは
根はよく出ていますが花はつきませんでした
ポットのまま育てたものにも実が着きました
大きくは育ちませんが、葉の色は悪くありません
朝夕水やりしても、すぐに水切れしてぐったりしてしまいますが復活も早いです
実験終了なら大きめの鉢に植え替えようかなと思います
(置き場所があるかが問題です)
北側エリア
こちらも実は着きましたが、全体に黄色くなってきていて状態が良くないようです
ウイルス病にやられたようです
北側で水だけで育てたもの
他の場所でもほぼ同じように育ちました
根の育ちはとても良いように思いますが
地上部はこれくらいまでしか育たなかったので、実をつけるには適切な肥料が必要になるのだと思います
野菜栽培用プランターは順調に育っています
脇芽1段目の実も大きくなりはじめています
8号鉢に植え替えた苗も、すでに鉢の深さの2倍以上に背が高く育ちました
実も着実に育っています
仮植えしてあるプランターもそろそろ花が咲きそうです
苗がたくさんできすぎて植える場所がないので、ほとんどはこのままになってしまいそうです
小さめに育てて、7月、8月、9月から大きく育てる時間差をつけた栽培に興味があるので、鉢植えで栽培してみたいです
やってみて思ったこと
発芽に関して
興味のままに3月からはじめてしまいましたが、6月になっても発芽が続いたので気温が上がってきてから始めるのが良さそうだと思いました
発芽率はかなりよかったので、スーパーで手に入れた美味しいミニトマトを家庭で楽しむのはおもしろいです
(種の著作権的には問題ありそうなので、あくまでも個人で育てることを楽しむ……範囲が良いかと思われます)
季節管理
難しいのは梅雨時の管理で、土に植えても水耕栽培でも、それぞれの場所での方法をみつけていかないと元気な苗には育たないと思いました
水耕栽培
今回は500mlのペットボトルを使いましたが、もう少し大きめのものを使うと管理が楽だったかなと思います
水だけでは育っていかないけれど死んでしまうわけでもないこと
少しの土があれば、ほぼ水だけで実をつけるまでに育つことは
私にとっては意外な発見でした
連作障害の心配をせずに育てられる意味では、この方法はいいなぁと思います
水の温度がどこまで上がっても大丈夫なのか、どの程度の肥料でどれくらいまで大きく育てるが適切か見極められるとベランダ栽培などに向いているかもしれないと思いました
面倒に感じたのは
ボウフラがわかないように
ボトルに藻がつかないように
と、ごしごし洗っていた手間でした
水が流れるようにすれば解決する事ではありますが、家庭で楽しむためにそこまでのシステムを作るのはちょっと…………
それを考えるとミニトマトの水耕栽培は、私はもうやらないかもしれないと思います
時間差栽培
私の住む地域だとホームセンターにミニトマトの苗が並ぶのは4月からです
庭に植え時は5月連休ごろと言われています
トマト栽培は梅雨時の管理が難しいので、梅雨明けからの栽培ができないか考えています
今回は苗が山ほどできたので、この後小さめに管理して時間差で大きく育ててみたいです
鉢植えのミニトマトで観察を続けます