梅雨です
日陰と西陽の庭の我が家
ウドン粉病とモザイク病が発生します
今年も一番西側に地植えしてあるベルガモットの足元から、ウドン粉病が発生しました
下の写真は2022.6.14 我が家のベルガモットです
このベルガモットはここに植えてから4年目になります
道路に面している角地なので風通しが悪いわけではないと思いますが、毎年ウドン粉病が発生します
今年はひどくなるようなら、我が家には合わないものとして抜き取ってしまおうかと考えはじめました
今年は6月のはじめに「ウドン粉病が出たかな」と思った瞬間に、牡蠣殻石灰をふりかけました
取りあえずは、よかったみたいです
例年は粉をふいた葉が足元からボロボロと落ちてしまうのですが、今のところひどいことになっていません
石灰をウドン粉病対策に使う場合、対象の植物に頭から降りかける形で使用します
雨が降る直前に撒くか、石灰をまいて半日ほど経った後に流水で流すのが良いようです
確実に効くというわけではないかもしれませんが、元々石灰は土壌改良材として使うものなので 農薬をいきなり使うより試してみるのはいいかなと思っています
石灰を使用する際には、体内に直接石灰が入らないようにマスクやゴーグル、手袋などを着用の上ご使用ください
今年はこちらも準備しています
ベルガモットはハーブ系なので、私は口に入れるもの扱いにしています
(残念ながらこのベルガモットを口にしたことはありません)
石灰がダメならこれを使うつもりです
薬に耐性がついてしまうといけないので、
今年はこれくらいにしておきたいなぁと思っています
更にだめだと………
こちらがオーガニック系でおすすめはこちらのようです
例年、私がウドン粉病に悩まされるものに
ウリ科の植物と、ひまわりがあります
今年の春、我が家の庭ではウリハムシが大量発生しました
あまりにひどいので私は今年、ウリ科の植物を植えることを諦めました
ウリハムシ対策で諦めたウリ科植物ですが、ウドン粉病発生対策にもなっている気がします
ちなみに『野菜うまし』はウリハムシ対応です
今年、我が家では初めてひまわりが咲きました
プランターに植えて西陽だけがあたる場所に置いてあります
ひまわりミックスの種を買って撒きました
今まで何度もひまわりに挑戦したのですが、梅雨時にウドン粉病でだめにしていました
改めて考えてみると、キュウリやズッキーニなどのウリ科の植物にウドン粉病が発生した後にひまわりにも発生した気がします
すでに咲いているひまわりも、これから花芽をつけるひまわりも、今年はかなりの数が育っています
ベルガモットに蛎殻石灰をかけた時に、予防としてひまわりにも頭から振りかけておきました
今のところひまわりにウドン粉病の気配はありません
ちなみに、アースガーデンのシリーズでこんなものも出ています
ネーミングがおもしろいです
2022.6.13
ほとんど陽の当たらない場所のカタバミにモザイク病を見つけました
その場だけ目につくところを抜き取っておきました
我が家には以前この家に住んでおられた方が植えたたくさんの植物が育っています
園芸種のカタバミもそのひとつで、庭中に種が飛び散っている状態です
(雑草系の黄色い花が咲くカタバミも、もちろんたくさんあります)
繁殖力の強いカタバミを根絶することはほぼ不可能なので、春は花を楽しんで過ごしています
梅雨時になるとこのカタバミはモザイク病を発生させるので、できる限りは根(豆、根塊)から抜き取るようにしています
モザイク病はトマトの黄化葉巻病を引き起こす原因になります
我が家では去年、そうではないかと思われる症状が出ました
ウイルス系の植物の病気は手や用具からもうつります
せっせと洗う癖をつけましょう
モザイク病のカタバミを見つけた翌日に、庭中のカタバミを抜き取ることと、蒸れて他の病気の発生をさせないように草むしりをしました
増えすぎる植栽も大幅に減らしました
手で抜くと根っこが残ってしまうことが多です
最近これを買いました
深い根っこを取りたいときや、横に長く伸びる根っこを取りたい時に便利です
狭いところにもかなりいいです
もっとはやく買えばよかったな
慌てたのでモザイク病の出たカタバミの写真を撮るのを忘れました
(4月の写真です)
ウドン粉病っぽいものもありました
ちなみにオキザリス(カタバミ属)にもモザイク病が 発生しました
(こちらも4月の写真です)
両方ともとにかく増えるので、秋まで見つけたらせっせと抜き取ります
増えるものには他にシダ類やユキノシタ、ドクダミなどがあります
我が家が越してくる以前からここにあった植物です
どちらかと言えば好みの植物ですが、繁りすぎて蒸れの原因になるので、この時期だけでも減らそうと言う程度の気持ちで土の表面だけざっと刈り取っています
つい手を使ってぶちっとやってしまいますが、土の表面で刈るならこちらが便利です
柄の長いものもあります
ずっと立って作業できるなら、長い方がいいかなぁ
そそっかしい私だと、長いものは足が危険かもしれませんね
しゃがんで使う方が、私には安全そうです
いずれも便利なものですが、刃物です
くれぐれも気をつけてお使いください
シダを刈り取った丸型のアジサイの足元です
う~ん………
奥の方に小さめのシダと草が残っていますねぇ……
花をつけた時期のアジサイは場所をとるので、ちょっと油断すると足元が草だらけになります
アジサイの根とからむようにシダがはびこっているので表面を刈るくらいしかできませんが、蒸れ予防にはなるかと思います
やらないよりはマシだと納得することにしました
こちらはガクアジサイの足元です
ユキノシタがからむように残っています
この写真の土が見えているところは、全てユキノシタがはびこっていました
込み合いすぎてユキノシタ自体が黄色くなってきていました
我が家のユキノシタは、ちょうど花の季節を終えたところです
タイミングもいいので量の調整をしました
この場所は陽射しが2時間程度しかあたりません
これから暑さに弱い鉢植えの植物が、避難してくる場所になります
ユキノシタには子株を伸ばさないようにお願いしようと思います
虫もできるだけ減らしたいので、ニーム系を試してみようと思います
ニームは虫の食害にあいにくい植物で、虫は匂いを嫌うようです
農薬とは違うので、虫を殺す効果はありません
土に混ぜ混んだり、振りかけたりするタイプのもの
土にいるダンゴムシやネキリムシなどがこの匂いを嫌って減ることを期待して使用します
植物にスプレーするタイプのもの
水で薄めて使います
こちらは植物につく虫が匂いを嫌って減ることを期待して使用します
え?
ニームの鉢植えを売ってる!
育ち方や効果的な使用方法を知らないので
勉強してから考えることにします
今回、私としてはかなり頑張って草むしりをしました
雨の多い季節は土も緩んで草むしりは比較的しやすいです
今回のように一度にするのはたいへんなので
陽射しが強くなる前に、気になるところに少しづつ手をいれようと思います