いつものように庭で土いじりをしていたら
ご近所様に声をかけられました
「素敵な寄せ植えをいただいたんですけど
枯れそうなんです
花がらもつんで、肥料もやってるんです
どうしたらいいですか?」
お店で素敵な寄せ植えを見かけることがよくあります
自分で寄せ植えを作るときの参考にさせていただいたりもしますが、売られている寄せ植えは「植え込みすぎだよなぁ」と気になっていました
下の写真はケイトウを2ポット植え込んで、2週間経過したものです
このケイトウは小さめに育つ種類なので、秋までこの鉢で楽しめるかなと考えて空間をもたせています
実はこの鉢、おつとめ品のコーナーで購入してきたものです
この鉢を購入した時、5種類の植物が植え込んでありました
それぞれの植物がかなり傷んだ状態だったので、半額以下のおつとめ品になっていたのです
切り花なら、この鉢と同じぐらいの大きさの花瓶に5種類ぐらいの花を入れる事はよくあることだと思います
でも根っこがついている植物を植えるとしたら………
期間限定で1~2週間ならきれいに保てるのではないでしょうか
「商品としてお店に並んでいる間に
植物が傷んでしまうってどうなんだろう?」
そんなことを考えながら過ごしていら、ある園芸家の YouTuber さんが
「 用意した鉢の大きさに入る分のポット苗を植え込んで大丈夫です」
と、話しているのを見つけました
試しに家にある7号鉢に苗用のポットを置いてみるとこうなります
その園芸家さんのお話し通りなら、4つ分のポット苗を植え込むことができるということになります
ほぼ同じ大きさの鉢に植えたペチュニアです
ポット苗で買ってきて、この鉢に植えて1ヶ月が経過しました
ペチュニアが横に広がるように育っていくという特性上の問題もありますがたった1か月でこれだけ育つことを考えると、同じ鉢に4つを植え込んで大丈夫なのは ペチュニア入りなら一週間です
縦に育つ特性のある植物ならどうでしょうか
こちらは20日ほど前に購入したペンステモン ハスカーレッドという植物です
写真に写っている白いポットに入っていたものを購入しました
夏に向かう時期なので成長が早いこともありますが、20日でこれくらいは大きくなります
ポットのサイズでいてくれるのは4~5日くらいでしょうか
用意した鉢に入れられる分の苗を植え込む寄せ植えの作り方も、生け花と同じように短期限定なら上手に付き合えると思います
「育てるもの」と言うより「短い間鑑賞するもの」と考えた方が良いのかもしれません
短期間楽しんだら
早めに植え直しに強いものを抜きとって植え替えたり、
植え替えが苦手なものは切り詰めたりしながら植物と付き合っていけば長く楽しめると思います
ご近所様の寄せ植えも、たくさん植え込まれていたようです
枯れてしまったものもあるそうですが、植え替えたら元気になってきたと話していかれました
寄せ植えも自分のペースで付き合えるようにしたいです
流行りの形とはだいぶ違いますが、私はゆったりめにスペースをとって長く植物と付き合っていきたいと思いました