区画された住宅街に住んでいる我が家は
とても狭いところでガーデニングを楽しんでいます
南と東に住宅があって
北と西は接道しています
陽射しは
南側、北側、東側は2時間程度あればいい方で、ほとんど陽があたらない所もあります
西側は西陽だけがあたります
お世辞にもガーデニングに合っているとは言えませんが、私はここでたくさんの植物を楽しんでいます
我が家で育てたハーブは、日々のごはんに登場します
今回は
鳥胸肉のオーブントースター焼きと
自家製サルサソースです
鳥胸肉のオーブントースター焼き
鳥胸肉に下味をつけます
鳥胸肉2枚に小匙1杯の塩を
裏表の両面に振りかけます
鳥胸肉をポリ袋に入れて、
片面に塩を半分かけたら袋の外からもみもみ
もう片面に残りの塩を振りかけて、また外からもみもみ
横で見ていた娘が
「あ!そうか!!
まな板を汚さなくていいんだ!」
と、叫びました
「まな板の上でやらなきゃいけない気がしていたの」
テレビの料理番組なら見やすいようにまな板の上でやるかも知れませんが
普段のお料理なら保存容器かポリ袋で十分ですよね
水洗いした ローズマリー、オレガノ、レモンバームを 香り付けに入れました
冷蔵庫で一晩から3~4日、保存して
しっかり味をつけます
ローズマリー
北側フェンスに沿ったレンガ一枚分ぐらいの所で育っているローズマリーです
去年、指し芽してこの場所に植えました
地植えになっているので、高さは1mくらいになりました
もう少し広いところで育てたいと思いますが 、料理に使うには十分なぐらいに育っています
コナジラミがくことがありますが、ローズマリーの勢いが強いのでそれほど問題はありません
冬場に葉が白っぽくなったり、痩せたりすることがありますが、春には解消します
オレガノ
東側の、ほとんど日陰の場所で育っているオレガノです
ポット苗で購入して大きく広がって育ちました
この写真は、春先に広がりすぎたオレガノを切って整えたところです
夏の終わりには4倍ぐらいに広がります
育ちすぎて蒸れから株元の葉が落ちることがあります
定期的に風通しをよくするように刈り込みます
冬場に葉が固くなりますが基本的にオールシーズン元気なので、いつでも使える便利なハーブです
オレガノも多少虫がつくことはありますが
悩まされるほどではありません
レモンバーム
このレモンバームは西陽にあたって育ちました
今年は東側に移動させようと思って、根っこごと動かしました
西日でも 日陰でも元気に育つので、他の植栽の事情で時々動かしています
指し芽で増やすこともできます
2年草のレモンバームは「花芽がついたらこまめに切る」と、多年草として利用することができます
我が家ではその方法で7年間、連続でレモンバームを育てています
花を咲かせてしまうと実をつけて、その後は枯れてしまいます
レモンバームは稀に青虫がつくことがありますが 、レモンバーム自体の勢いが強いので食い尽くされたことはありません
乾燥が進むとハダニがつくことがあります
コナジラミもつきやすいです
夏は葉が柔らかく生でサラダに利用できますが、冬はかなり葉が固くなるので生食にはむきません
オーブントースターで鶏肉を焼きます
160°cで20分、さらに180°で20分
鶏胸肉を動かさずに焼き上げます
オーブントースターの余熱が下がるまで、
鳥胸肉を余熱調理するのがコツです
室温まで鶏胸肉の温度が下がったら
スライスしてください
しっかり塩味が付いているので
このままでも美味しくいただけます
サルサソース
今回は辛くない サルサソース を作ります
玉ねぎ1/4個を粗めのみじん切りにして
水にさらします
10分 たったら水気をきって、小さじ1/3の塩をふりかけて
あらかじめタマネギに塩味をつけておきます
トマト一個分を、玉ねぎより大きめのみじん切りにします
私はトマトの種の部分の味が好きなので使いますが、お好みによっては取り除いてください
パクチーは適量を、みじん切りにします
パクチー
西日にあたって育ったパクチーです
今収穫しているパクチーは冬越しした苗です
数年前にパクチーのポット苗を一つ買ってきて育てたところ、その翌年からこぼれ種でたくさんのパクチーが芽を出すようになりました
パクチーは基本的に1年草です
関東圏の我が家では 5月半ば過ぎからパクチーが花を咲かせます
パクチーの葉が収穫できるのは4月、5月がピークです
7月には種つけて、自然に落ちて枯れてしまいます
こぼれ種の一部は秋に発芽して 冬越しします
冬越しするパクチーは秋から少しずつ収穫でしながら、春には大きく育っています
3月4月に発芽したパクチーは 5月には大きく育ち、6月に花を咲かせて 7月には種をつけます
パクチーの香りを蚊が嫌うと言われますが、残念なことに蚊の多い時期には我が家の庭にはパクチーはありません
パクチーにもハダニやコナジラミがつくことがありますが、悩まされるほどではありません
軸が固いことがあるので、葉の部分だけを使います
味見をして、塩気や酸味を調整してください
今回、私は塩とポン酢(醤油の入っていないもの)を足して味をまとめました
作りたてから、4~5日食べられます
冷蔵庫で保管してください
辛いサルサソースを作る場合は
にんにくや、唐辛子などを加えます
私は辛くないサルサソースに
「味へん」と称してタバスコを加えて楽しむことがあります
お手軽でおすすめです
前の日にたくさん作ったつもりの鳥胸肉のオーブントースター焼きが、一切れしか残っていませんでした
サルサソースをかけて大事に食べました
………また作ろうと思います