空元気も元気!

ちょっとだけ頑張った日の記録です

高齢になるということ

 

年をとっていくこと、近況と雑感です

 

最近撮ったお気に入りの写真たち

アマガエルさんが多めです

 


f:id:micyam-ucyan:20210922085930j:image

 

今週、久しぶりに叔母と話をしました

叔母は106歳の祖母と同居しています

祖母はこの夏、食が細くなってちょっと心配な時があったと話していました

 

 

我が家はありがたいことに長寿家系で

私の母方の曾祖母は93歳まで

その息子の祖父は96歳まで

そのパートナーの祖母は現在106歳

祖母の姉は108歳まで生きました

父方の親族も90代まで生きた方がたくさんおられますし

夫の家系にも元気な90代がおられます

 

 

こういう家系に生きていると

世の中が「平均寿命が80歳を超えた」という時には、「90歳まで生きるのは当たり前」になっていますし

人生100年時代」 と話題になる頃には、

じっちゃんの教えにより「短くなるぶんには大丈夫だから120歳まで準備をしなさい」 と伝えられます

 

長生きはありがたいことではありますが、リスクも大きいと伝えざるを得ないのです

 



f:id:micyam-ucyan:20210922105519j:image



長寿の本人が100歳を超える頃

その子供たちは若くても80代に入っています

今の100歳は第二次世界対戦の頃に結婚しているので、 25歳より前に子供を産んでいる場合が多いのです

80代の人が100歳の人の面倒を見るのは、どう考えても無理です

 

私の106才の祖母は 娘(電話で話した叔母)家族と同居しているのですが

実際に手を動かして祖母の面倒を見ているのは40代の私のいとこです

 

 

このいとこは30代の時に96歳で亡くなった祖父も見送っています

祖父を見送った頃、70代だった叔父や叔母は年齢的なものと介護疲労もあって腰や膝を痛めていました

90代の祖父と祖母、70代の叔父と叔母、 4人を一度に見ることは元気な30代でも到底無理な話です

 

祖父は施設に移り住み、祖母はデイケアの利用を始め、叔父と叔母は仕事をリタイアして養生に努めるのがその時の選択でした

でもこの選択をよく思わない親族は意外と多かったのです

 

当時、30代のいとこは介護離職状態で無職でした

仕事をしていない30代がいるのに、あちこち財産を切り売りして施設に祖父を送ること、祖母を通わせることをよく思わない声の大きな親族がいたのです

 


f:id:micyam-ucyan:20210922090013j:image

 

私自身は、 遠方に住んでいたこともあり

また母の実家のことでもあることからこの件はずっとノータッチできました

 

3年ほど前に私自身が両親を近くに呼び寄せてから、この話がちょくちょく私の元に届くようになったのです

 

 

3年前、いえ、それ以前から

母は父の不調や自分の体調など、いろいろなことが重なってうつ状態が続いていました

色々な判断が少しずつ狂い始めて、父もお手上げ状態になりました

 

深刻だったのは、お金に関することです

「自分だけが損をしている」「自分は誰かに騙されている」そんな強迫観念のようなものが、母の中に生まれていたのです

騙している相手の中には、当然、引っ越しをさせようとする私も含まれています

さらに母の思いの中には、実家の土地が自分の知らない間に売られていくことに対する不信感もありました

 

 

そこに祖父が亡くなったことに伴い、相続が発生します

母はどんな提案に対しても「私は嫌だ」の一言で、すべてを突っぱねました

理由を尋ねても「嫌だから」としか言いません

 

困り切った伯父が

「あいつは一体どうなっているのか」

と、

私のところに話を持ってくるようになりました

 

母の精神状態が良くないことを伝えても、伯父にとっては 助けになる話ではありません

 


f:id:micyam-ucyan:20210922085959j:image

 

 

両親が引っ越してきて3年が経ちました

 

初めの年はしょっちゅう父と諍いを起こしていた母も

「父のことを一人で抱え込まなくていい」

と思えるようになってからは 気持ちが安定してきました 

好きなことをできるようになり、出かけることも出来るようになりました

 

それでも、お金の話と実家の話は

今も母の精神状態を悪い方へ向けて行きます

 

 

伯父が困り切っているのが分かるので、色々な手続きを私が代行することを親族には伝えています

106歳の祖母が穏やかに旅立つまでには、かなりのお金が必要になるでしょうし

手を動かしている40代のいとこがこれから生きていくためには、やはりお金が必要です

現実に私がサインをする事態には至っていませんが

いずれ実行されることを母が知った時には、大きな爆弾が落ちるだろうなと覚悟はしています

 

 

そして一連の同じことが

私の子供達に降りかからないように、準備をしていかなければいけないなと思っています

 


f:id:micyam-ucyan:20210922085941j:image

 

お彼岸の週に、重くなるような話題で大変申し訳ないです

重くなりついでに、最近私が高齢の諸先輩方と自分自身の体から学んでいることです

 

 

・ 50代は更年期という変化があるので、慌てながらも自分の体とよく向き合って変化を受け入れよう

 

・ 60代は続けてきたことならば 維持する力がありそう

    反射神経がかなり落ちてくるので、車を手放すタイミングを決めておいく

   自分がいろいろできなくなることを見据えて、頼ることをしっかり分けて考えよう

 

・ 70代は得意分野なら、いくらでも新しいことが始められそう

     外と内に楽しみを増やして、自由になろう

 

・ 80代は自ら行動範囲を狭くすることは控えた方がよさそう

    外からの目線にも、まだまだ対応できる時期

   おしゃれに生きたいですね

 

・ 90代は半径1 km 圏内が普段の行動範囲になることを理解しつつ、 コントロールできる生活をまとめて行った方がよさそう

  散歩を楽しめるように工夫しなくちゃ

 

・ 100世代は様々な面で自立が難しくなってくるので、誰をどう頼るのか、 自分をどうしまうのか よく準備したほうがいい

   たぶん自分に一番お金がかかる時期になるぞ!

 

・じっちゃんの教えで120歳まで………

       何を準備しようかな

     体力、財力、暇潰しのネタ………

    頑張らないとなぁ…………

 


f:id:micyam-ucyan:20210922085922j:image

 

 

プライバシーポリシー    広告の配信について  当サイトは第三者配信の広告サービス「Googleアドセンス」の利用を予定しています。 広告配信事業者は、ユーザーの興味に応じた広告を表示するために「Cookie(クッキー)」を使用することがあります。 Cookieを無効にする設定およびGoogleアドセンスに関して、詳しくはこちらをクリックしてください。 また、当ブログは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加を予定しています。 第三者がコンテンツおよび宣伝を提供し、訪問者から直接情報を収集し、訪問者のブラウザにCookie(クッキー)を設定したりこれを認識したりする場合があります。    アクセス解析ツールについて  当サイトでは、Googleによるアクセス解析ツール「Googleアナリティクス」を利用しています。 このGoogleアナリティクスはトラフィックデータの収集のためにCookieを使用しています。 このトラフィックデータは匿名で収集されており、個人を特定するものではありません。 この機能はCookieを無効にすることで収集を拒否することが出来ますので、お使いのブラウザの設定をご確認ください。 この規約に関して、詳しくはこちらをクリックしてください。    当サイトへのコメントについて  当サイトでは、スパム・荒らしへの対応として、コメントの際に使用されたIPアドレスを記録しています。 これはブログの標準機能としてサポートされている機能で、スパム・荒らしへの対応以外にこのIPアドレスを使用することはありません。 当サイトでは、次の各号に掲げる内容を含むコメントは管理人の裁量によって承認せず、削除する事があります。   ・特定の自然人または法人を誹謗し、中傷するもの。   ・極度にわいせつな内容を含むもの。   ・禁制品の取引に関するものや、他者を害する行為の依頼など、法律によって禁止されている物品、行為の依頼や斡旋などに関するもの。   ・その他、公序良俗に反し、または管理人によって承認すべきでないと認められるもの。    免責事項  当サイトで掲載している画像の著作権・肖像権等は各権利所有者に帰属致します。権利を侵害する目的ではございません。 記事の内容や掲載画像等に問題がございましたら、各権利所有者様本人が直接メールでご連絡下さい。確認後、対応させて頂きます。 当ブログからリンクやバナーなどによって他のサイトに移動された場合、移動先サイトで提供される情報、サービス等について一切の責任を負いません。 当サイトのコンテンツ・情報につきまして、可能な限り正確な情報を掲載するよう努めておりますが、誤情報が入り込んだり、情報が古くなっていることもございます。 当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。          運営者:はむすた母娘   初出掲載:2019年10月06日