【 夏休みにおすすめ 】
上野東博の特別展
『縄文 1万年の美の鼓動』
行ってきました
縄文土器、いっぱい見れますよ~
目次
混雑状況はこちらでチェックできます
対照となる方は
大人の方
縄文時代が大好きな方に、ぜひおすすめしたいです
予想を裏切らない特別展です
ただし、人が多いので
夏休み前で子供連れがいない「今週」がお勧めです
中学生、高校生
学校で習う知識をベースに、楽しめると思います
ここから、日本の古代史に興味を向けていけるんじゃないかな
教科書レベルでしか知識がないとしたら
けっこう驚いてもらえそうで、
お勧めする側としては、ワクワクです
小学生
この特別展を小学生の自由研究にするには、
行く前に基礎勉強があった方がいいと思います
漫画の「日本の歴史」を読んでから行くのがいいかな
東博の常設展の「博物館ガイド」さんによる説明は
劇仕立てで小学生向けにも楽しい企画がありますので
夏休み、ねらって行ってほしいです
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特別展レポート
私が行ったのは 7月15(日)午前9時半ごろでした
チケットを購入するのに20分、平成館に入館するのに20分かかりました
特に、平成館の前は日影がないので、大変です
貸し出し用の日傘があるので、平成館入り口で借りてから
列に並ぶのもいいかと思います
縄文といえば火炎土器が、見たいですね
この特別展でいっぱい見れます
火炎土器以外の大型土器もたくさん展示されています
細かいものの展示は、とにかく人が多いので
時間が限られていた私はあきらめたものもありました
音声ガイド、杏さんの声が
人の多い中でも聞き取りやすいくて
とても助かりました
よかったです
近代、現代の作家に
大きなショックと影響を与えた縄文土器
当初は珍しいものに注目が集まったようですが
現在はその時代の文化に通じるものに
価値を見出しています
この土器を、日本の文化として教育の場で伝え中ればいけないと
考えた人たちがいたこと、
教育用のレプリカを作ることに尽力を尽くした人がいたことが
私には感動的でした
撮影コーナー
特別展の最後にあった撮影コーナーです
会場は撮影禁止になっています
岡本太郎さんのコレクション
撮影コーナーの土器です
特別展の公式図録です
可愛い写真も多いので、ついほしくなりますが
とても立派で、重いので持ち帰りはあきらめました
常設展より特別展とつながるコーナーを紹介
こちらは常設展示
今回の特別展と繋がるところを見てきました
縄文土器のコーナーです
粘土をひも状に伸ばして、土器の形にしていきます
学校の教科書では
縄模様を押し付けるのが特徴とならいましたが
制作するひも状の粘土で装飾している土器も
かなり多いです
細い棒で引っかいて付けた模様も
見られます
まぁ、普通に考えたら棒で模様を書く方が簡単ですよね
縄文時代の文化ということで
土偶や面の展示もありました
縄文のビーナス、特別展で展示されていますよ!
教科書でも見たことがあるビーナスです
ああ、ポスターに写真がありますね
私には、思っていたよりも大きな土偶でした
ポスター下の段、右端の土偶は、ものすごくスタイルがいいです
パンタロンタイプのパンツを着用して、
ウエストがしまっていて、
後ろからみるとおしりがぽこっとした
いわゆる出っ尻鳩胸です
音声ガイドに
縄文時代のカロリー摂取は、現代の8割程度
という一説がありました
スタイルいいわけですね
土偶って、私は思い込みで30センチサイズをイメージしていました
小さいものは箸置きくらいからありました
「小さいものがかわいい」って、発想が
縄文の人たちにもあったのかな
特別展には、小さくてとてもかわいい、印象的なものがありました
首がなくなっていて残念でしたが
赤ちゃんにお乳を与えている土偶です
犬かな?
動物の形のものもありました
手のひらサイズだと、
豚なんかもあるんですね
おしりとおっぱいを強調するのが
土偶というばかりじゃなかったみたいです
偶然見かけたガイドツアー
縄文人、弥生人に扮した方と現代人がチームを組んだガイドでした
ガイドツアー、いろんな企画であるので
ねらっていくと楽しいです
当日受付もあるので、時間を確かめてお出かけください
今回目についたもの 【備忘録】
時間に限りがあったので、ゆっくりはできませんでしたが
さっと、目についたものだけご紹介しますね
埴輪です
中の方にいるお馬さん
まっすぐ向いているだけだと思ったら
横を向いているお馬さんもいました
角にいる埴輪のお顔が…
なかなか楽しげでした
大好きな東洋館にさっとよります
入り口でお出迎え
これも狛犬っていうんでしょうかね
よく見ると、犬というより竜ですね
会いに来たのは、こちらの仏様です
なかなか、ハンサムでしょう?
はむすた母の面食いがばれてしまった・・・
あ、おとうさんだけ例外です
(余計なことをいったかな)
細かいもの、好きです
写真、左側の小さな円柱は
年度の上をコロコロして、模様をつける印鑑のようなものです
自分で作って遊びたくなりますよね
真ん中の、ゾウさんの形がかわいくて見とれました
まとめ
大人の夏休みにお勧めの、見ごたえある特別展です
人が多いので、時間に余裕のある方は、今週中、ウイークデーをお勧めします
中高生、
縄文時代を始めてみるなら、こんなにいいものはありません
ここから始められるのはすごくラッキーですよ
小学生、
漫画で予習していきましょう
常設展にも面白いものが沢山あるので
「いいな」を、たくさん見つけてください
初めて東博にお子さんと出かける保護者様へ
特別展は展示内容は素晴らしいのですが
とにかく人が多くて、ゆっくり見ることはできません
常設展は子供連れでもゆっくりと見ることができるので
そちらがお勧めです
展示内容が多いので、常設展を見るだけでも一日で見切れないほどです
興味のある所だけに集中してみることがコツだと思います
飽きない程度に、何度か見に行くことをお勧めします