平泉に行ってきました。
5月連休前の平泉は、花盛りです。
連休には「花舞う」タイミングが期待できます。
世界遺産の平泉に、尋ねてみませんか?
首都圏から日帰りも可能です。
目次
今回の計画は
4月22日、私は所用で平泉到着が13時を過ぎていました。
(都内を出たのが10時近くでした。)
3時間半の予定で、途中休憩をはさんで
巡回バスを利用します
平泉の駅から巡回バスを使ってまわりました。
巡回バスはフリー乗車券があります。
(3回以上の乗り降りでお得になります。)
一周約20分のコースを15分間隔で回っていて、便利です。
巡回バスからの眺めが、一つ目の見所です
バスの道沿いの家々が、たくさんの花を咲かせています。
個人のお宅なので、撮影はご遠慮しましたが
チューリップや、ムスカリなどの球根が色とりどりに咲かせていて
すごくきれいです。
きめ細やかなお手入れに、頭が下がる思いです。
木々も花をつけていて、見所ばかりをバスコースに選んでいます。
お花見を目的にするなら、バスからの眺めだけでも満足できます。
毛越寺
毛越寺の入り口付近です。
淡い色が色とりどり、かわいらしい色合いです。
赤いもみじが芽吹きはじめて、淡い色合いが綺麗です。
毛越寺は無理な再建はしていません。
いくつかのお堂は、そのあとをたどるのみになっています。
お庭は丁寧に手入れされていて、見ごたえがあります。
広い庭園の奥の方に、花菖蒲が育てられているので、
5月後半には見事な花がみられると思います。
宝物館にはこのお山に伝わる仏像、工芸品
書、発掘された品々を見ることができます。
中尊寺
中尊寺の参道は、登る方と降りる方でいっぱい。
結構な上り坂なので、ハイヒールはお勧めできません。
歩きやすい、滑りにくい靴でいらしてください。
観光の方が多くて、どうしてもお顔が映り込んでしまうので
紹介できる写真がなくて残念です。
参道、物見台からの景色
参道の物見台から、北上川方向の景色です。
判官びいきの私にとって、
平泉文化は興味の尽きないところです。
北上川の豊かな水に恵まれた環境
海沿い地域の鉱物資源、特に金山を3つも抱える土地柄
この地に栄えた奥州藤原氏
ここを歴史に残した人々は、
何を見て、何を考え、感じていたのかな。
京都を見つめるには、遠いように思います。
鎌倉に幕府ができていく様を、
どんな気持ちで見つめていたのでしょうね。
そもそもどうして、奥州藤原氏は
幼い牛若丸を受け入れたのかな?
そんなことを考えながら、中尊寺の参道を登ります。
参道脇の弁慶堂
狛犬が守っています。
高い所にも狛犬を見つけて、びっくりしました。
中尊寺といえば 金色堂
撮影はできませんが、パンフレット等にたくさん見られます。
実際に目にすると、あまりにきらびやかでびっくりします。
パンフレットの写真ほど近くに寄れるわけではないので、
たくさんの仏様が一気に目に入ってきて、そのすべてが金色で息をのみます。
背景になっているお堂の中が、漆で黒い感じなので
金色がとても映えるのです。
金色伊賀の色にも目がいきます。
螺鈿の色です。
細工が華麗で、美しさに目を引かれました。
芭蕉さんは、凄いな!
しとしと雨が降って、ほかの音を吸収したかのように
金色堂の様子に集中してしまう感じがするのです。
どんなに人が多くても、説明のアナウンスが流れていても
その光景に集中してしまう感じが
あの場にはあります。
白神神社の能舞台
伊達の殿様か建てた能舞台がありました。
伊達氏とのかかわりは知りませんでした。
仙台と平泉はご近所ですよね。
重なる文化もたくさんあるのでしょう。
この場所を伊達の殿様は、どう思って能舞台を建てたのでしょうか?
単なる信仰の地とは言いきれない場所で
誰を舞わせて、誰とそれを観たんでしょうね。
江戸とは違うところを、見つけていたのでしょうか?
想像が広がります。
八重桜が満開でした。
義経堂へ
中尊寺で弁慶堂へ行ったので、
予定外でしたが、
義経堂もお参りしようとバスを降りました。
残念ですが、閉館したところでした。
16時半には、閉まるようです。
バス停に戻る道に、山吹が綺麗です。
標識灯の柱が細工まで、中尊寺を意識しています。
素敵です。
巡回バスの最終便で、駅に戻ります。
まとめ
巡回バスのおかげで、大体の時間を読むことができます。
首都圏からでも、朝8時ごろ出かけて
日帰りで楽しむことが可能です。
4月22日の様子から、
今年のゴールデンウィークは、桜が十分楽しめると思います。
花を楽しみに、世界遺産の平泉に足を延ばしませんか。
16時半をすぎると、お店も閉まる所が目立ちます。
早目の時間に観光することをおすすめします。