狭い庭、小さなスペースの我が家には
勇気の出る題名です。
もう一つ勇気が出るのは、
1㎡なら、頑張って準備できるかなと思えることです。
親の持っている場所、
体調不良になってからというもの 何年も手入れをしないままだったので、
とうとう某市、空き家対策室から問い合わせが来てしまいました。
「ちょっと、見に行ってきてくれ。」
と父が言うので、行ってみると
「・・・・・」
この時期だというのに、草が生い茂って立ち入ることもできません。
でも、この時期から始めれば、夏から始めるよりはマシかもしれない。
大問題は、笹がはびこっていること。
笹の根っこはものすごいですからねぇ。
ネットで笹対策を調べまくりました。
イノシシが庭を掘り返すような場所です。
農薬を使って動物に被害でも出したら、えらいことです。
でも、なかなかいい案は出てきません。
住んでいるわけではないので、
手間のかからない方法を考えなければなりません。
イノシシが入り込むのは、初めから予定しておきましょう。
この際だから、イノシシさんに、耕していただきたいです~
住んでいるわけではないから できそうかな、と思ったのは
緑肥を一度、作ってしまう方法です。
笹をざっくり刈り取って、蕎麦を撒いてしまうというのです。
笹は丈夫なので、そう簡単に「お引き取り」いただくことはできませんが
繰り返すうちには蕎麦のほうが、優勢になることもあるらしい・・・・・
ホントかなぁ。
イネ科は、すぐに使いたい場所には困りものですが、
笹に占領されるよりはいいかと思います。
そんなことを思っているときに、
「竹内孝功さんの緑肥」の記事を見つけました。
竹内孝功さんの緑肥ブレンド 配分量
1.赤クローバー
2.エンバク
2.オーチャードグラス
タキイ種苗やカネコ種苗で手に入れるものばかりです。
ただ、これはどちらかというと「草も生えない場所」を改良するための緑肥です。
それでも1年草と2年草が混ざっていて、うまく定植すれば使えるかもしれません。
うまく合わないようなら姿を消すのも早そうなので、
環境への影響が少なそうなのがいいかなと思うところです。
この緑肥には、本来、次のような目的もあります。
草マルチの素材となる
イネ科が根を深く伸ばして土を耕し、マメ科が窒素を固定して土を豊かにする。
1年草と多年草を混ぜるのは、
弱い多年草を生育が早い1年生草に守ってもらえる期待があるから。
1年草は役割を終えて自然に消え、その場所に必要な多年草が生育する。
環境に合わなければ多年草も姿を消す。
注意すること
踏まないようにする。踏みつけると、発芽しないこともある。
背が高くなる前に15センチくらいの高さに刈り込む。
花が咲く前に刈り取るようにする。
その他の緑肥作物
ライ麦 イタリアングラス ソルゴー
イネ科の1~2年草、2メートル近くに育つ。
マメ科と併用して育てる。
セルバニア クロタッリア
マメ科の1年草、木化するので柔らかいうちに切り取る。
ベアリーベッチ
マメ科の1年草、他の植物の発芽を抑える物質を持っている。
本来は秋種まきするのがいいようです。
冬の間に根を張り、翌年からスムーズに入る準備ができるからのようです。
それは言ってもしょうがないですよね~
気が付いたのは、今なんだから!
いずれもタキイ種苗、カネコ種苗で購入できます。
さて、少しずつ、頑張って見ましょうか。