娘でーす
『妖怪と怪異』の授業で
というものを知りました。
はてなキーワードで調べてみると
会話中、同時に同じ言葉を言ってしまった時に口ずさむ言葉。早く言えたほうが勝ちというルール。70年代から80年代に子供たちの間で流行ったらしい。
- 口ずさんだ後、先に相手の体に触れたほうが勝ち
- 勝ったほうがアイスをおごってもらえる
上記のルールが加わることもあったようだ。
だそうです。
54歳母に聞いてみると
「あぁ~、そういえばそういうのあったねぇ。
私もやったなぁ。
何でハモった時だったんだろう?」
日本では昔から
2人の女性が同じ時期に妊娠する
とか
一つの着物を2人で縫う
とかいうのが不吉だ、 とかダメなことだ
っていう時期があったそうです。
19歳娘 「いつから、とか何で、とかいうのは
話してなかったと思うんだけどね。」
54歳母 「へー、え、じゃあ
例えば妊婦さんが、2人になっちゃったときとかって
どうするの?」
19歳娘 「確かね、1人別のとこに置いちゃうんだって。
一つの家の中じゃなければいいみたい。」
54歳母 「そうなんだ~」
19歳娘 「あと、地方によってはもう一人
借りてくるとこもあったみたいだよ。」
54歳母 「ん?どゆこと?」
19歳娘 「2人がダメなら、3人にすればいいじゃない
的なことみたい。」
54歳母 「へぇ、要するに
『2人』じゃなければいいのかな?」
19歳娘 「そうみたいだね。」
『二人同時』という奇異、
それを避けるための方法が、
いつしか「幸運を呼ぶ」方法に転じたということでしょう。
ハモるとか狙わないと なかなかできない。
偶然にしかないからこそ、
『ハッピー』ってつけたんじゃないか。
そんな授業でした。