変わったって言っても
壊れたので、元のものとできるだけ同じものに
変わっただけなんですけどね。
本人曰く
「なんか、最近 無言電話が来るから
電話番号も変えてほしいの」
って、ことで
知り合いに「変わりましたメール」を
送ることにしたんです。
おばあちゃん=ほぼ75歳母 ぐらいになりますと
少しの違いが、大きく感じるわけで
いろいろ大変です。
ほぼ75歳母
「えーと、
『携帯変更登録して』
これでよし、でしょ?」
よし・・・ですか?
あの、その文章、
その昔の電報みたいですよ。
ほぼ75歳母
「えー、だってショートメールでしょう?
なるべく文字数減らさないと~」
ショートメールって、そこまで短くないです。
あの、それより
番号替えたのに、自分の名前教えてないですよ。
ほぼ75歳母
「あ、そうね。
どうしようかしら、なんて名乗ろうかしら?」
え?
自分の名前、名乗らないんですか?
ほぼ75歳母
「だって、それじゃ面白くないじゃない。
誰だろ~って思っててほしいでしょう?」
あの、それは、まずいですよ。
不審者になっちゃいます。
19歳娘にそんなメールが来たら、怖がりますよ。
ほぼ75歳母
「あら、そうね。
そんなの来たら、警察に言いいなさいって、
教えといてね。」
いや、あの今、そんなメール送ろうとしてるのは
あなたですよ。
警察に呼ばれちゃいますよ。
ほぼ75歳母
「まあ、いやだ。
ははははは・・・・」
・・・・・
ほぼ75歳母
「にいちゃん’sには
日本のM.Kって、名乗ろうかしら」
イニシャル、ピンとこないと思います。
それに、にいちゃん’sも日本にいますよ。
ほぼ75歳母
「え~、おばあちゃんよりって、いやだわ。
じゃあ、○○美より」
そんなの、彼女が見たら
「誰?この人?」
って、疑われちゃいますよ。
多分、彼女いないけど!
ほぼ75歳母
「あ、そうよね。
そこはやっぱり気を使うところよね。
彼女の一人や二人、きっといるものね。」
二人いたら、それはそれで問題ですよ。
ほぼ75歳母
「そうよ、ここは
『ばあちゃん』よりって、書かないと。
『ばっぱさま』くらいのほうがいいかしら、
『祖母』のほうが、彼女が見たとき上品かしら」
いないと思われる彼女に、
そこまで気を使わなくてもと思うほどの
力の入れように
突っ込みに困るエピソードでした。