残念ながら商品の数は、この時期としては少なめです
近くの園芸店に行ってきました
ええと、ですねぇ
私、う〜にゅんは関東の海側に住んでおります
私がNGT48のファンなの為か、新潟在住だと誤解を与えているようなので改めてお伝えします
私の植物に関する記事は、暖地から中間地、雪があまり降らない地域の方の参考になるかと思います
申し訳ありませんが、雪のある地域の方にはなんの参考にもなりません
あらかじめご承知おき下さい
そんなわけで…
関東地区は10月半ばにも関わらず、いつもの年の半分ぐらいの量しかパンジーもビオラも入荷していません
例年で言うと9月末ぐらいの状況です
メーカー品のパンジー、ビオラも「覇気がない」と言ったらいいのでしょうか
ひょろひょろとした印象が否めません
この時期出てくるパンジーやビオラは涼しい高原で育てられたものが中心ですが、今年はどこも夏の暑さが厳しかったようです
そもそもですが
パンジーやビオラのひとつひとつの花を、長く楽しみたいと思うなら、10月の15℃以上の日中温度は高すぎです
植物自体の生育には悪くありませんが、花が早く散って早く種をつけてしまいます
花をゆっくり楽しみたいならば、11月半ばすぎか12月になってから手に入れた方が成長が遅いので楽です
寄せ植え等にも向いています
それでも10月に買うのなら
花は一度は諦めても、株自体を大きくしたいと考えているのなら
10月に買うのはベストです
100円のビオラのポット苗を買ってきました
少し間伸びした感じの苗です
左側の茎に注目して下さい
まるで春先のニョキっと成長したような伸び具合です
よく見ると種まで着いていますね
途中でカットして成長点を止めて、脇芽を出させることで枝数を増やします
枝の数を増やすことで、花の数を増やすことを目指します
ここの伸びた茎のところでカットします
う〜ん
よく見えなくてすみません
片手でハサミ持って、片手で写真撮るのぶきっちょな私には難しいです………
植物の特性で成長点を切られると、カットした下の葉っぱの付け根から新しい茎がふたつ出てきます
種もカットします
植物にとって種を作ることはとても大きなエネルギーが必要です
種をカットすることでその分のエネルギーを脇芽を増やす方に向けてもらいます
もちろん花も種を作るためのものですから、今はカットして脇芽を育てることに集中してもらいましょう
全体的に成長点を切りました
日中温度が15℃以上あれば、3週間後ぐらいには花を咲かせてくれると思います
その頃には11月も半ばになって気温も花止めしてくれるのではないかと期待しています
今回はビオラを参考にしましたが、パンジーも同じ方法で株を大きくすることができます
植えつけ
鉢は直径20cmぐらいのもので深さも20cm以上ある鉢に、1つの苗を植えることをおすすめします
今は苗が小さく感じても、春までには鉢が小さく感じるようになると思います
カッコよさを追求しないなら、スリット鉢が植物の生育もよく、軽くて扱いも楽です
最近は緑色以外のスリット鉢を売っているところもあるようなので、検索してみてください
私は今回、家で空いている素焼き鉢を使います
培養土は花用のものをおすすめします
こちらの土はかなりお高めですが、ものすごく評判がいいです
YouTubeさん達が他の培養土と比較実験しておすすめしている動画があります
えーーーー ちなみに私は
この培養土よりもかなりお安めの、ありていに言うと半額以下の培養土に、完熟腐葉土と大玉の赤玉土を混ぜて使っています
植え付ける土の話に戻りましょう
土の表面が乾いたのを見て水やりをする事ができるなら、花ちゃん培養土に赤玉土の中玉を3割くらい混ぜて使います
春まで機械的に2〜3日に1度水をやる方も、同じ配分で大丈夫だと思います
元肥としてマグァンプを、大さじ1杯くらい土に混ぜます
10月はまだアブラムシや蝶々の幼虫が出るので、虫が病気を媒介することがあります
予防のための農薬を土に混ぜて、水と共に吸い上げさせます
鉢の底に根腐れ防止の鉢底石を入れます
最近はネットに入った鉢底石が出ていて、自分で準備しなくていいのが助かります
次回に花を植える時に取り出しやすくて楽です
植え付けは
気持ち苗が高植えになるように植えます
土の色が違う部分が、元のポットに入っていた部分です
グラグラ揺れないように気をつけて下さい
鉢に植えたら、鉢の底から出てくるくらい水を与えてください
はなちゃん培養土は初期の発根を助けるフルボ酸が入っているので、スタートがいいようです
その分を補うものとして、植え付けの水やりに混ぜて使うリキダスがあります
植え付け後のお手入れ
一週間に一度、液体肥料を規定量か、気持ち薄めに与えます
マグアンプは1年の効き目と袋に書いてありますが、春に向かって株自体が大きく成長するので2ヶ月ぐらいたったら固形肥料を鉢の縁に追加で足してください
過保護な肥料過多に感じますが、去年やってみたところ春の花付きがそれまでになく良かったので、これくらいはやってもいいみたいです
虫の被害を直接的に防ぐためにこちらも用意しておくと安心です
既に土に粉状のもので入れてありますし、冬に向かって虫は減るので春まで出番はありません
4月の半ば過ぎに必要になることが多いです
今回紹介した成長点を止める方法は、パンジービオラの場合成長が遅くなる冬にはオススメできません
寄せ植えなどに使うならば、冬になってからお高めの苗を購入した方が、綺麗な姿を長く保つことができると思います
冬物の花は他のものも苗の状況を見る限り、今年に限って言えば11月半ばから12月に買うのがベストではないかなと思っています
長々と読んでいただき、ありがとうございました