2023年10月12日(木)
上高地にハイキングに行ってきました
私は前日の夜に、中央自動車の長野県内のサービスエリアで車中泊していました
朝一番のバスに乗ろうと朝4時半には目を覚ましていたのですが、松本市内に濃霧注意報が出ていたのでゆっくり待つことにしました
7時
濃霧注意報が解除されたので、国道158号線で「さわんど大橋バス停」を目指します
危険を感じるほどではありませんが場所によって霧が残っているところもあって、運転に自信のない私は注意報の解除を待っていて良かったなと思いました
途中のコンビニで昼食用のおにぎりと、いつもの行動食「ソイジョイ」2本、極甘のミルクコーヒーと水のペットボトルを購入しました
8時30分
バス停近くの駐車場に車を停めたら、バスに乗って出発です
気温は8℃
前日まで25℃の街中にいた私には凍える寒さです
持ってきたフリースを着て、レッグウォーマー、手袋、マフラー、腹巻も着けて、レイングッズを持って出かけました
シャトルバスには予約無しで乗ることができます
バス停にある自動販売機で往復チケットを購入しました
この日は平日と霧の影響もあったせいか、来たバスに待っていた人が全員乗れて、余裕を持って座る事ができました
9時
上高地バスターミナル到着
気温は5℃でした
レイングッズを着込んで出発です
上高地バス停近くにはホテルがあって革靴、ハイヒールでスーツケースを引きずる方が歩いています
穂高連峰に登る冬装備のリュックを担ぐ人たちや、バス停から15分くらいの所にあるキャンプ場で過ごす人の大掛かりな装備の人もいます
一方、私のように3時間くらいのハイキングを予定している人の中には、軽装すぎて心配になるくらいの方もおられました
上高地バス停でも高度1500メートルを超えています
街中よりかなり気温が低いです
目的に合わせて服装や靴を準備してお出かけ下さい
霧が晴れてお天気に恵まれました
私はこの日、
桂川右岸道を通って河童橋に戻ってくるコースをゆっくり歩きます
こちらは河童橋から上流風景です
河童橋 近くの蓋、手毬ですね
写真は遠慮しましたが、小梨平キャンプ場には一人用の小さなテントがいくつも立っていて、い心地が良さそうでした
トイレや水場も整備されているようでした
熊目撃注意の看板が出ていたので、キャンプ場での食料の扱いは特に注意が必要です
私はここで熊避けの鈴をリュックの外側に付けました
歩き出してそうたたないうちに、ゴツゴツとした岩の地層が見える場所がありました
川の流れの音が聞こえない場所では、鳥の声が聞こえます
声だけで名前が分かるといいのですが、詳しくありません
数種類は声が聞こえていました
熊の注意情報を見たので、木の肌の傷は気になりますね
木に絡みついていたり、宿り木になっているつるをたくさん見ました
水が豊かな場所なので伸び伸び成長出来るんですね
ネイチャーガイドさんと歩いている方に出会いました
基本的に事前予約が必要なようです
グループでも個人でも予約できます
運がいいと当日参加もあるみたいです
桂川左岸道はずっと関係車両が通れる砂利道です
アップダウンも緩やかで歩きやすい道が続きます
枯れ木の上に石ころがたくさん乗っていて、思わず笑顔になりました
バスを乗る時に渡されるパンフレットに「上高地5つのルール」が書いてあります
1、採らない
2、与えない
3、捨てない
4、持ち込まない
5、踏み込まない
バスの中でもアナウンスされて、徹底を呼びかけています
この石ころはルールを違反しないようにそれぞれが楽しんだ結果なのかなぁと、ちょっと面白く感じました
鮮やかな紅葉に出逢いました
10月12日の時点では紅葉は始まったばかりで、紅も黄色も若い色でした
ノコンギクが咲いていました
霜が降りるまでは頑張ってくれそうです
橋の手前、明神館の辺りにベンチとテーブルがあって休憩出来る場所になっています
トイレも近くにあります
ほぼ半分まで来たので少し休憩しました
明神館の先でキノコを見かけました
途中でも白いきのこを見かけたのですが、大きさがだいぶ違ったので種類が違うのかもしれません
10時30分
明神橋です
ガイドブック通りだと60分のところを、90分かけてゆっくりたどり着きました
この写真の向こうに穂高神社があります
人が写りこまないタイミングが見つけられなかったので、写真は遠慮しました
お日様が上がってきて暖かくなってきました
ここに着くまでに手袋、マフラーを外しました
そろそろフリースも脱いで良さそうです
普段から使っているタウン用のリュックがパンパンになりました
上はTシャツ、Yシャツ、レインジャンバー
下はGパン、ふくらはぎ用のサポーター、足首のサポート靴下
を身につけています
靴はトレッキングシューズです
11時
川の水がとてもきれいです
魚が見えています
木に穴があいています
鳥が開けたにしては入り口が大きい気がします
人なら塞ぐと思うのですが、一体誰の仕業でしょうかね?
桂川右岸道は湿原を歩くところがたくさんあります
数日前から晴れの日が続いていたので滑りそうなところは少なかったのですが、朝霧が出ていたので場所によって少し不安がありました
桂川右岸道を歩くには滑りにくい靴を選んだ方が良さそうです
この辺りから人が急に増えました
10時頃にスタートした人達とすれ違うようになったみたいです
道を譲り合う間に写真を撮りました
上高地は外国からのお客様が多いです
この日は日本人半分、外国人半分という感じでした
「こんにちは」
と、すれ違う時に声をかけ合うと日本で暮らしておられるのかなと思われる方が何人かおられました
最近はSNSを頼りに旅行する外国からのお客様が多いと聞いています
日本で暮らしている方がそれぞれの言語で外に向けて発信しているのかなと感じました
かなり暑く感じるようになりました
レインジャンバーをリュックの肩紐に括り付けます
お昼時になったのか、昼食をとって休憩している人がいます
私も甘い飲み物でエネルギー補給です
赤トンボに道を塞がれました
「踏んじゃうよ〜」
と、声をかけたのですが道を開けてはくれませんでした
人慣れしすぎですよね
以前なら充分な道幅と思ったところも、60歳の今はちょっと緊張します
平衡感覚が鈍ってきているみたいです
こういう所は後に人がいると私は「お先にどうぞ」と道を譲ります
前から人が来たら止まって待ちます
同じような行動パターンの方を見かけるので年なりなのかもしれませんが、迷惑をかけていないかなと心配になります
交通量の少ないところで、白線の上でも歩く練習をしようかななんて思います
「日本にもこんな所があるんだね」
と、年配のご夫婦が話しておられました
私にとっても非日常感のあふれる風景です
写真では見たことがあったとしても、実際に見ると何だか不思議な気がします
12時45分
河童橋近くに戻ってきました
ガイドブックで70分のところを100分以上かかりました
後半は人が多かったので、それでもまあまあのペースかなと思います
写真撮影も、人が写り込まないようにするのが難しかったです
タイミングよくベンチが空いたので、おにぎりを食べることにしました
極甘のミルクコーヒーは飲みきって、水のペットボトルを開けます
止まると空気が冷たいのでレインジャンバーを着ました
お天気に恵まれて、秋の始まるタイミングに来る事ができてよかったです
河童橋の人の多さから考えると、とても車内は空いていました
いい時間に乗れたのかもしれません
機会があったら夏を見に来たいなぁ
また訪れることができますように