こちらは中央道下り、釈迦堂サービスエリアです
最近、私は中央道を通る機会が増えたのですが、釈迦堂サービスエリアには今回初めて入りました
釈迦堂サービスエリア手前、山が視界から切れて甲州市の町が見えるあたりがとてもいい景色だったのでゆっくり見れたらいいなと思って入ってみたのです
高速道路のサービスエリアは最近大きなとこが増えましたが、ここは昔ながらのお土産屋さんと食堂のあるサービスエリアです
視界が低いのかな
市内の景色は見えません
かわりにとても大きな土器の形をしたものが目に入りました
「釈迦堂遺跡博物館 徒歩3分」とあります
気になったので、矢印の方に行ってみます
こちらには巨大な土偶の顔がありました
案内板を頼りに見てみると…………
視線で階段を上っていくと、高いところにありました
いやいや、あそこまで3分じゃ無理でしょ………
数年前の私なら辞めてしまうところですが、最近の私は山にお散歩に行ったりするので
表示が3分だと言うのなら10分くらいで行ってみましょうかね
階段を上りきったところにゲートがありました
侵入する動物って誰でしょうね?
高速道路の動物注意看板は鹿の形だったような気がしますけど、この辺りにもいるのでしょうか
ゲートをガチャンと音を立てて開け閉めして、一般道を渡ったら博物館です
ん?
3分って、もしかしてここから3分なのかしら………?
少し高いところにあるので、もう少し階段を上ります
開館時間と入館料はこちらの通りです
チケットを購入したら
「二階の常設展示からご覧ください」
と、言われました
「はい」
と、にこやかにお返事しましたが、めげずに階段を上がれるようになっていて良かったと思いました
展示室を入り口からのぞいてみて
「わぁ」
と、思わず声をあげてしまいました
土器の土色でいっぱいです
手前のコーナーに修復していない、欠片が展示されています
「これは足だな」とか「魚っぽい何かが書いてあるな」とか、私でも分かるものがあってわくわくします
こちらの棚には土偶の顔がたくさん展示されています
少し大きめのものもありますが、だいたいは大人の親指と人差し指で輪を作ったくらいの大きさの顔です
笑っていたり、怒っていたり、何か叫んでいたり、とても表情豊かです
可愛らしいお顔もあります
動物かなと思う顔もありました
同じ大きさの棚が三本分、土偶の顔が集められていました
土偶好きな方、是非訪れてみてください
土器の展示エリアです
縄文より少し前の土器から縄文が見える土器が展示されています
制作年代順に並べられて見応えがありました
一階には特別展である、縄文時代の生活に関するものがまとめられていました
展示室は一階と二階にひとつずつの小さな博物館です
たくさん物があるというわけではありませんが、この博物館はとても展示が見やすくて丁寧、綺麗です
気持ちよく見学させていただきました
また来たいと思う博物館が増えました
こちらが博物館の二階の窓から見える風景です
私が見たかった甲府辺りの風景が見えました
頑張って階段を上ってよかったです