「ねえ、これが花なの?」
通りがかりのご近所さんが指さしたのは
これ、
ほとんど黒に近い「つるむらさきの実」です。
この黒い実の中に、種が入っています。
先の方のほんのりピンク色したところが花です。
この実、触ると濃い紫色に手が染まります。
あまりにきれいに染まるので
草木染ができるのではないかと思います。
残念ながら、染め物の経験がないので
試したことはまだありません。
この時期は、ご近所に美味しい柿の実があるので
鳥たちも つるむらさきの実まではあまり食べには来ませんが
鳥がつつくようになると、気ままに飛ばすので
そこらじゅうが紫色に染まります。
つるむらさきの実は鳥に運んでもらわなくても、
鳥が消化しなくても
このまま土に落ちると芽を出します。
今年は暖かい時期が続いたので
時期を間違えて もういくつか芽を出しています。
残念ながら寒さには弱く、霜が降りると腐ってしまいます。
こちらは多肉植物「火祭り」の花です。
私は多肉植物をふやすことはできるのですが
花を咲かせることが苦手です。
日照管理が下手なのかな?
そんな中で、去年から「火祭り」は、突然花を咲かせるようになりました。
小さな花が、ねじれながら咲いています。
かわいくて、うれしくなってしまいます。
でも、「火祭り」というのはその名のとおり
葉っぱが赤くなるから ついている名前。
なのに、私が育てると葉っぱは元気いっぱいの緑色です。
お日様の加減がよくないのかな。
やっぱり問題は、日照管理のようです。
急に寒くなってきましたね。
そろそろ寒さに弱い植物を、避難させる準備を始めなくては・・・
家の中には全部は入らないので
小さく植え替えて、寄せ植えにしようかな。
と、去年それをやって、意外と外に置かれたものも元気に冬越しして
大量に増やしてしまったのでした。
今年の冬は、厳しいかもしれないと思うと
つい心配になって、
またこの冬もいろいろ増やしてしまいそうな感じです。