2022年3月30日
高尾山へ行ってきました
朝は少し曇り気味でしたが
ケーブルカーの駅に着いた10時頃には晴天に恵まれました
春休み、たくさんの人で賑わっています
ケーブルカーも予定より多めに運行されているようでした
高尾山は2回目です
前回は2011年12月に1号路から登りました
今回は稲荷山の方へ行こうと思っていたのですが、通行注意が出ていました
先週から雨が多かったので、道がぬかるんで滑りやすいようです
私は年末から色々あって、あまりウォーキングの時間が取れなかったので 体力的にも心配があります
今回は6号路に行くことにしました
目安は90分ぐらいとあります
私だったら120分から180分くらいでしょうか
マイペースでゆっくり登るつもりです
6号路は「前の沢」の流れと共に登っていきます
視線より少し高い位置に白い花がたくさん咲いていました
ニチリンソウでしょうか
シャガはたくさん目つきました
私の家のシャガは庭が日陰のせいもあって
5月連休あけぐらいから花を咲かせます
高尾山のシャガもそれくらいからでしょうか
花が咲いていなかったのでつい写真を撮り忘れたのですが、6号路には紫陽花もたくさんありました
初夏が楽しみな道ですね
やはりこちらも道は濡れています
滑らないように気をつけて歩こうと思います
沢を右手に見ながら行きます
洞窟の中から人が出てきて、ちょっと驚きました
6号路のメインイベント、琵琶滝の水行道場です
次々、お参りする人が訪れます
私もちょっと一休みして水分補給です
ウインドブレーカー代わりに着ていたレインウェアも脱ぎました
歩いてすっかり体が熱くなってきたので、たたんでリュックにしまいます
ワークマンのレインウェアセットは小さくたためるのでとても便利です
通路に木の根が張っています
足を取られやすいので気を付けていきます
ニリンソウかな?
日向に見かけることが多かったように思います
ヒナスミレでしょうか?
実は 前回高尾山に来てから
『高尾山の植物』という本を買い込んで
何度か読んでみたんです
何でも高尾山には25種類ぐらいのすみれがあるそうで
それも3月から5月頃に見られるということでして
とにかく見かけたすみれはせっせと写真を撮ってきたのですが
案の定どれがどれやら………
大きな高い木の
赤い椿が目を引きます
この丸い葉っぱは
マルバスミレでしょうか?
人の指くらい太くて大きなゼンマイがありました
ネコノメソウ?
ヨゴレネコノメソウ?
ネコメソウも高尾山には4~5種類あるらしいです
このあたりからカエルの鳴き声がよく聞こえました
声から察するにかなり大きなカエルの気がするのですが
振り返っても姿を見ることはできませんでした
ミミガタテンナンショウ
これは特徴的なので間違いないと思います
谷の方を向いて咲いていたので正面から写真は撮れなかったのですが、 下山の時に 意外な場所で写真を撮ることができました
ここから稲荷山の方へ向かう方も何人かいらしたので、どうしようかと少し迷ったのですが
今日はこのまま高尾山山頂を目指すことにします
と、思ったら突然沢歩きになりました
しばらく川の中を歩きました
もちろんカエルの声がよく聞こえます
「ホケキョ」の声も聞こえました
高尾山の植物図鑑には出てこなかったのですが、これはミヤコワスレではないでしょうか?
園芸植物が入り込んだのかな
葉っぱがギザギザなので、エイザンスミレですか?
ミヤマシキミだと思います
まだまだ蕾ですね
かなり長い木製の階段に出ました
「太ももが爆発しそう!」
と、 大学生ぐらいのグループのお嬢さんが言いました
道を譲りつつ、「うんうん」と同意します
私はお尻の筋肉も痛いです
この階段をほうきで掃きながら降りてくる方がいらして、
私は息をきらしながらも
「ありがとうございます」
と、 なんとかお伝えすることができました
階段を上りきると6号路は終点です
ヤッター
登ったぞー
かなり息があがってきつかったので
「帰りはケーブルカーに乗ろう!」
と、思いました
ここまで登って来るのに 100人ぐらいの方に道を譲って先に行っていただきました
写真を撮るふりをしながら休憩したこともあります
春休みで子供連れの人も多かったし
小さいお子さまを背負って登っていた方もおられました
子連れで山登り、私にはできなかったです
皆様、心から尊敬します
小学生って凄いですね
隙あらば、登りも下りもさっさか走って行くんですよ
保護者の方々は付いていくのに必死です
もちろん私は道をお譲りします
お天気にも恵まれて、老若男女かなりの人出でした
人が写り込まないように写真を撮るのが、ものすごく難しかったです
山頂の桜はまだ蕾が固い感じです
高尾山山頂は人が多すぎるので
撮影は遠慮しました
丹沢、大山方面
富士山方面
(富士山は雲に隠れておられました)
時計を見たらちょうどお昼だったので 約120分かけて登ってきたようです
あまり空腹は感じていなかったのですが低血糖になっても怖いので、おにぎりをひとつ食べることにしました
水分も摂ります
ビジターセンターに高尾山のスミレのパンフレットがありました
ありがたく頂いて帰ります
事故情報
道が湿っているので 滑る方がおられるようです
気をつけて帰りましょう
帰りは4号路のみやま橋を目指します
なんだかすごいものを見つけました
上り方面から来たら気が付かなかったと思います
上りと下り違うものが見えるんですね
4号路メインイベントのみやま橋が見えてきました
しっかりした橋で小学生が走ってもそんなに揺れません
橋から見える川が綺麗でした
大きい葉が見えているので
ナガバノスミレサイシンでしょうか?
谷に向かって斬り倒してある木があります
年輪が見えていて数えてみたくなりました
この写真でも数えられるかな?
この場所に群生していたのと
ハート型の葉っぱからタチツボスミレかと思うのですが、いかがでしょうか?
葉っぱが長いから
ナガバノスミレサイシンかしら
花の色がかわいらしいですね
葉っぱの形と、艶のない葉の色
ヒナスミレですか?
圏央道でしょうか
高速道路が見えています
私は、山から人が作ったものが見えているのが好きみたいです
このあたりは圏央道ができて車の流れが変わったように感じています
計画から随分長くかかりましたが
東名高速への接続がだいぶ楽になりました
さてこちらの道路は
4号路から1号路へ出ました
1号路は人の流れが多いです
黄色のラインを選ぶと、また違う道が歩けるなあと思ってしまいました
(ケーブルカーのことはすっかり忘れていました)
こちらをの階段を降りて行きます
根っこと岩の多い道で、膝にきました
レッグウォーマー代わりに付けているサポーターを、膝の位置まで引き上げます
もみじかな
新しい芽が出て、新芽も芽吹いてキラキラしていました
鳴いていても姿を見つけられなかった生き物がいたのに
泣いていない鳩はなぜか見つけることができました
写真を撮らせてくれてありがとう
琵琶滝へ行くと登りに行った6号路だよなぁと思い、ここは左を選びました
細いけれど歩きやすい道でした
この先で個人の敷地内に入ってしまったかなと心配になるところがありました
高尾山病院の敷地を一部通らせていただくことになってしまったようです
病院の建物の外側で見つけました
凄いところにミミガタテンナンショウが生えています
ここからは6号路と重なる平地になります
なんとか下山できたみたいです
きつくなってくると「あれに乗るぞー」と思うのに、今回もケーブルカーには乗りませんでした
偉いぞ私!
駅の階段しんどかったー
ホームに降りたときには先を急ぐので気づかなかったのですが、
ご褒美のように桜が満開に咲いていました
2時過ぎの電車だったので
下りも120分ぐらいでした
次はシャガを見に来れるかな
それとも紫陽花かな
楽しみです