夏におすすめのシリーズです
『舞妓さんちのまかないさん』をご紹介します
舞妓さんたちが暮らす屋形で、日々のごはんを作っている「キヨちゃん」と
舞妓さんの「すーちゃん」の日々を描いています
今回のおすすめは、夏のシーンの11刊~13刊です
屋形の「夏の模様替え」から11刊が始まります
和室には「襖」(ふすま)や「障子」(しょうじ)がありますが
夏には風通しのよい「葦戸」(よしど)にかけかえます
たたみのうえには「あじろ」をひいて、さっぱりとした夏を演出するのです
模様替えは力仕事
おやつにキヨちゃんは「塩気の強いおにぎり」を作ります
お昼ごはんにはさらっとした「お素麺」です
舞妓さんは中学を卒業してすぐに修行を始めます
幼馴染みの健太は、ピッチャーで甲子園を目指しています
健太のジンクスは、キヨちゃんの作ってくれる「パンの耳ラスク」です
舞妓のすーちゃんは健太の試合結果に一喜一憂、心の忙しい夏です
少しはやく自分の道を見つけて歩きだした10代の日々と、そこにある暮らしを
暖かく、柔らかく伝えてくれるおはなしです
中高生のお子さんが見える食卓で
丁寧にいれたコーヒーでも飲みながら
読んでみることをおすすめします
お子様が興味をもってくれたら
ここに出てくる夏のごはんを作ってみるのも
食卓の話題になるかも………ですよ
現在、17刊まで出ています