最近は商品の説明を読むのが
売り手が作るカタログを見ることが減っていたなあと
今日は改めて思いました
こんにちは
アウトドアショップに立ち寄りました
先月も同じお店に立ち寄ったのですが
コロナの休業要請でお休みだったので
その店舗に入るのは初めてでした
お店には、商品が山盛りに展示販売されていました
そして、それを作っている側の商品カタログもたくさんあって
私は端からせっせと頂いてきました
私が車中泊に興味を持って半年ぐらいになります
今のご時世のせいもあって
私にしては珍しく現物にもカタログにも当たることなく
YouTube やブログばかりで情報収集をしてきました
中には作り手側のYouTubeや
メディアでの情報発信も含まれていたのですが
しっかりと作りこまれたカタログを見たのは今回が初めてで
改めて感激してしまったのです
ものづくりの理念や思いを表現した文章の力強さは読みごたえがあったし
使った時をイメージして写しこんだ写真は、
飾っておきたいぐらいに美しいものでした
物を買う時って、
その物が良い商品であれば それが何よりなんですけれど
作り手側がどうお客様に使って欲しいかとか
それを使ってどんな体験をして
どう幸せになってほしいか
作り手ならでわの想いを感じると
「これは大事にしたいな」って強く思います
それは、使って終りの消費行動とは
違った気持ちです
使った後で、大事にお手入れして
不具合があったら修理して
どんどんお気に入りの逸品になっていく感じです
お気に入りの逸品は受けとる側にも
「受け止めて、想像して、購入するストーリー」
が、あるものだと思うんです
今日見たカタログは、そういったストーリーを想像できるカタログでした
最近の私は自分の年齢もあって
物と一生付き合うのは難しいと思うようになってきました
体調や状況、その時の身近なメンバー構成などによっては
大切にしたくても長くは付き合えない物もあるし
次の人に託して渡すことが難しい物もあります
だからこそ短くても濃密な時間を物とも過ごしたいなと
改めて思うようになりました
売り手側、消費者側の発信は
実際に役に立つことも多いです
それはそれで、使うことを考えたときには
とてもありがたいものです
作り手発信の情報は、きれい事ばかりと思われがちですが
「きれい事」って私は大事だと思います
理想を語れないものに、進化はないと思うのです
もちろんそこには、お客様目線も大切で
客観視できることがいいものを作ることに繋がると思います
求められるものをより良く作る、より良く伝えるはセット何だと感じました
今日、手に取ったカタログは
実用だけでない作り手の想いや
いい時間を過ごしてほしいというメッセージが 伝わってきて
感動させる力のあるものでした
私も真面目に、正面から
物たちと付き合って
いい時間を自ら作れるように
いい物を受け止める心構えをもらった気がしました