こんにちは「はむすた母」です
「首都圏外郭放水路」に見学に行ってきました
「気楽に参加できる!地下神殿コース」
約1時間の見学コースに参加してきました
参加費は1000円です
この施設は埼玉県春日部市にあります
運がいいとラッピングバスに会えます
私は「庄内道の駅」で出会いました
いやいや、今回は放水路の話でした
大小の川がたくさんあります
首都圏外郭放水路は全長が6.3キロメートルほどの長さです
その短い間隔に4本の川と、1本の水路が通っています
中川・綾瀬川の流域は
大雨が降ると川の傾斜がなくなる位置で水があふれだし、
皿状の地形に雨がたまって水位が下がりにくい地形的な特徴のある地域です
大雨で水があふれだしたとき、それぞれの水を江戸川へ流すのが
この施設の役割です
見学できるのは4、5、6の部分です
庄和配水場です
建物の1階部分はこんな風に見えています
建物の上の階には、コントロールルームと
施設を紹介するミュージアムがあります
見学者はこちらで参加確認を受けます
建物内の階段を下りて、排水ポンプを見学します
この施設には見学路が用意されていません
全て通常施設のために使われている階段や通路を通って見学します
そのため、階段を上り下りする体力のない人、
具合が悪くなった人がいないか
何度も声掛けがありました
排水ポンプです
1秒で25メートルプールの水を排水できる機能があるポンプが
4台稼働できるようになっています
機械の周りにある赤い丸いものは、消化器です
重油を使っているので、匂いで気分が悪くなった人はいないか
何度も声掛けがありました
ここポンプ室を約100分かけて堪能する見学コースがあります
(参加費は2500円です)
参加人数を確認しつつ、調圧水槽へ向かいます
調圧水槽の上はサッカーコートとして利用されています
水槽の入り口です
点検に使われている階段通路です
この日は前日に降った雨を排出したので、
施設全体が汗をかいたようにじっとりしていました
外は晴れ、気温はこの日28℃まで上がりました
地下の施設内は16℃
湿度は80パーセントを超えています
階段の上り下りで動いていたので
ひんやりとした感じでした
人がふたり、すれ違うの精一杯の通路を通って見学します
見学できるスペースに限りがあるので
少しずつの人数に分かれて見学しました
斜めになった天井に、頭がぶつかりそうです
この施設は
地下22メートルの位置に作られた
長さ117メートル
幅78メートル
高さ18メートル
の、大きな施設です
前日の雨を排出したので、床が濡れています
一度排出設備を稼働させると1週間以上、床からの見学はできないそうです
一緒に流れ込んだ泥などを掃除しないと、
安全が確保できないのが理由だそうです
人が映り込まないように写真を撮っていますが
この日の見学者は予約でいっぱいの約50名
2019年3月23日から始まった見学会は
土日祭日は、ほぼ予約でいっぱいです
確かにこの柱の並ぶ様子は「地下神殿」のイメージが合いますね
光が差し込んでいるのが、一号立坑です
改めて外へ出て、見学に向かいます
地上に一号立坑の丸い形が見えています
地上の高さから見ると、こんな感じです
階段を下りて見学します
ここでも数人づつに分かれての見学になりました
このような立坑が5本、首都圏外郭放水路にはあります
5本の立坑を
国道16号の地下50メートルの位置にある放水路でつないで
この1号立坑をを経て排水機場から江戸川へ排出されます
放水路は5パーセントの勾配がつけられているそうです
奥に見えている穴の向こうが、調圧水槽です
泥がたまって見えました
立坑を体験する見学コースがあります
「深さ70メートルの最上部を歩く大迫力が体験できるコース」だそうです
110分、3000円です
開催時間等は、ウェブサイトで確認して
参加の予約を取ることをお勧めします
階段を上って地上に戻ります
第一立坑の位置から排水機場を見たところです
地下河川を掘ったシードルマシンがありました
前日の雨からは想像できないような、日差しでした
江戸川も穏やかに流れています
見学には予約が必要です
また、天候によって見学コースが変更になる場合があります
安全のため、あらかじめご了承ください