8月
我が家のあたりでも日中の気温は35℃を越えるようになってきました
雨の無い日は夕方に水やりをしていますが、
炎天下のホースの中の水が熱くなっていてお風呂に入れようかと悩みます
今回は暑い時季に我が家の庭で元気に育っている野菜をご紹介します
モロヘイヤ
1日5時間程度、陽当たりのある場所で育てています
モロヘイヤを育てるようになって始めの数年は地植えしていたのですが、収穫が終わって抜き取ろうとする時に根張りが良すぎて掘り出すのが大変だったので袋栽培に切り替えました
夏場の日中は水切れしてぐったりすることもありますが、夕方に水をやれば朝にはこの通り元気です
5月にポット苗を購入して、培養土の袋に水抜穴をあけて植え付けます
培養土の袋を使っていますが土は庭の土に腐葉土を混ぜたもので、買いたての土を使うことはほぼありません
収穫は7月から週2回程度です
花や種、太い枝には人間にとって毒性の強い物質が含まれているので、絶対に食べないように注意してください
収穫が終わる頃(11月初旬ごろ)には袋の中が根っこでパンパンになっていて、袋を破って取り出します
私は可燃ゴミに出しますが、根っこの間のわずかな土を取り除くのが一仕事です
それでも地面から抜き取るよりは数倍楽なので、モロヘイヤの栽培には袋栽培をお勧めします
バジル類、シソ類
どちらもシソ科の植物です
1日2~3時間程度陽当たりのある場所で育てたものが、とても美味しく育ちました
写真はシナモンバジルとレモンバジルです
去年、我が家の庭はコナジラミが大発生してしまいました
バジルはトマトのコンパニオンプランツですがコナジラミが付きやすい植物です
トマトがウイルス病にかかるのは、コナジラミが原因のひとつと言われています
そんなわけで、今年はバジルをミニトマトから離れた場所に植えました
トマトに陽当たりのいい場所をゆずって、バジルは日影に植えたところ、真夏のこの時期とても美味しく育っています
梅雨前にせっせと防虫したせいか、今のところはコナジラミは少なめです
(別の青虫やショウリョウバッタとは、青紫蘇の収穫を分けあっています
まぁ、多少は仕方ないですね)
陽なたに置くと緑になってしまう赤紫蘇や紫バジルも、発色良く育っています
私はバジルやシソは量がほしいので、4月半ばに種を蒔いて夏野菜として楽しんでいます
少量でいいならポット苗で、鉢植えでも大きく育ちます
ミニトマト
西陽の当たる場所に今年は地植え、袋植え、鉢植えで育てています
午後1時頃から日没まで陽当たりがあります
今年は苗を4本購入しました
筒状に上下を切った袋を3分の1土に埋め込み、
3分の2まで土を入れて、
苗を斜めに植え付けました
もともと土の深さを増す目的で袋を埋め込むことを試してみたのですが、様々に効果がありそうです
苗が小さいうちは保温や雨よけになりました
現在は根っこが袋の下の部分からはみ出して育っていますが、水分量を適度に押さえられているようで例年より実割れが少なめです
いつもミニトマトの背が高くなりすぎて困っていたので、検索した方法の中から巻き付けるやり方を試すことにしました
支柱を円錐形に上で一ヶ所に結びつけて建てて、斜めに植えたミニトマトの茎をぐるぐると巻き付けるように誘引します
実の成長に伴って葉を下から整理して、茎が折れない程度に押さえつけていく方法です
現在、収穫は4段目に入りましたが
この方法のおかげで高さを1m50cmぐらいまでに押さえて世話をすることができています
斜めに真っ直ぐ伸ばしていく方法も良さそうですが、巻きつけた方が支柱の建て方がコンパクトで楽なので家庭菜園向きだなと思っています
スーパーで買ったミニトマトを土に植えたものは、赤、黄色、オレンジともに順調に収穫しています
オレンジのものが面白いことになっています
現在、オレンジは3本を収穫中です
なぜか涙型と丸型の形が違うものができました
涙型の方が少し小さめです
色や味はほとんど変わりません
オレンジ色の苗を作る過程で、形の違うものを混ぜたのでしょうか?
面白いです
四角豆
ベランダからネットを吊るしています
1日中陽の当たりますが、コンクリートの上で下からの熱気も強い場所です
四角豆は今年初めて育てています
培養土の袋に庭の土を入れて栽培しています
生育が遅くて心配しましたが、梅雨があけてから元気になってきました
暑い最中でも窒素分の少ない液肥を薄めに与えると、花付きがいいように感じています
7月半ばからインゲン豆が花を咲かせても実を付けなくなりました
どうやらインゲンは暑すぎるのが苦手なようです
そのタイミングで四角豆はどんどん元気になってきたので、収穫の合間をうめるものとしていいかもしれないと期待しています
先日、初収穫で食べてみたのですが
かなり淡白なお味でした
きんぴらぐらいに濃いめの味付けにするとこの時期にも合いそうです
東南アジアから日本国内では沖縄でよく食べられているようなので、お料理を学びたいと思います
いつもの年なら収穫の始まるツルムラサキの元気がありません
肥料が足りなかったかなぁと思います
暑すぎるので追肥も難しいのですが、加減をみながらやろうと考えています
暑すぎる時季です
追肥や剪定は秋になってからで大丈夫です
収穫できるものを涼しい時間にサッと収穫して
水切れするものは陽が落ちる頃にたっぷり水やりをして
人も植物も熱中症に気をつけて過ごして下さい