遠足の記録です
今回の遠足が富士宮からスタートしたのは去年、山梨県立富士宮世界遺産センターに伺ったのがきっかけでした
浅間神社の総本宮が富士宮にあって、その近くに「静岡県富士山世界遺産センター」があることを教えていただいたのです
6月1日午前8時
朝から雲がかかって姿を拝見できなかった富士山が、ちらちら姿を現しました
富士山本宮浅間大社
数ある浅間神社が富士山の噴火を鎮めるために建立されていったなら、本宮はいつ頃の噴火を始まりとして建てられたのか気になっていました
浅間大社の御由緒によると
第七代孝霊天王寺の御代(一体いつのことなのか結局よくわからないのですが)に、富士山が噴火したのがきっかけ
と、あります
最初に建てられた「山足の地」に関しては日本武尊が、
現在の本宮建立に際しては坂上田村麻呂が
(806年という年号が書かれています)、
武田信玄の奉納も多く、
と、キャラクターの濃いストーリーが展開していて
「あのお人も、ここを歩いたのかぁ」
と思いながら、たくさんの人が訪れたんだろうなぁ………と
富士の世界遺産というのはそういうもの込みで人を引き付けるのだなぁと
なるほど複合遺産なんだなぁと
私はここに来てユルく納得したのでした
ここに来ることができた感謝と
お願いするのは筋が違うかもしれないけれど
この世が穏やかであることを
(噴火しないでくださいという思いも込めつつ)
お願いしてきました
透き通ったお水が湧いて、とても清浄な場所に思えました
湧き水については解決していない疑問がたくさんあるけど、またにしようと思います
静岡県富士山世界遺産センター
絶妙に富士山が見えてます
ここは建物がカッコいいです
設計したのは(株)坂茂建築設計で
富士ヒノキを使った木格子でおおわれています
建物に入館すると職員の方の説明があって、螺旋状のスロープを登っていくように誘導されます
スロープを登りながら富士登山を擬似体験できるようになっていました
ちょうど展望ホールの大きな窓を開けるタイミングでたどり着くことができました
私が行った6月は湿度の高い時季なので雲がかかるのは仕方がないことですが、富士山が見える時ならインスタ映え間違いなしのロケーションです
磨き込まれた床に逆さ富士が写る日があるそうです
職員の方が写真を見せてくださいました
狙うならば冬ですね
シアタールームでは10分ほどの映像で富士山の様々な姿を知ることができます
スロープを降りながら常設展示で富士山の自然や芸術での扱われ方、生態系や火山活動などを学べるようになっていました
外に出ると建物が水鏡に写っていました
この日、私は世界遺産センターの開館時間(午前9時)にあわせて動いていたので、浅間大社の駐車場もまだ開きがありましたが
事前情報から世界遺産センターから身延線を挟んで2~3分にある「富士宮市神田川観光駐車場」を、利用しました
世界遺産センターを通り越して、道を挟んだ所に浅間大社があります
世界遺産センターには駐車場がありません
お越しの際には市の駐車場をご利用ください
食料品の買い出しをしたいなと辺りを見回すと、イオンが見えています
午前10時を過ぎたところ、開店時間のいいタイミングです
夜はキャンプ場を予約しているので、食料は持ち込みになります
あまり調理をしたくないので、できあいかインスタントを買い込もうと思います
せっかくの富士宮なので、ヤキソバは食べたいなと思いました
まだまだ遠足は始まったばかりです