こんにちは、「はむすた母」です
私、NGT48のオタです
先日、高校3年生のメンバー「佐藤杏樹さん」が
卒業発表しました
我が家の末っ子は二十歳
杏樹ちゃんより、二つも上です
佐藤杏樹ちゃん
歌が上手で、トークが上手で、瞬発力があって
舞台を仕切る力のあるアイドルです
NGTを知っている方なら、杏樹ちゃんの才能に一目置いている方は多いと思います
でも残念なことに、AKBのグループ内となると
知名度はまだまだ高いとはいえません
杏樹ちゃんは卒業後、芸能の道は行かないと話しています
高校3年生のこの時期
進学を含めた進路の話を、きっとご家族でたくさんしたんだろうと思います
才能ある杏樹ちゃんのことですから、
ご家族にも「もったいない」という思いはあったのではないかと思うのです
でも、この先
彼女が芸能人として有名になっていけるかどうか
よくよく考えたうえでの判断だと思います
彼女はその決断を、18歳のこの時期にしたのです
私自身は、親からあれこれ言われることなく
自分の進路を決めてきました
15歳の時、ピアニストの道を断念しました
18歳の時、音楽に関わらない選択をしました
数年間を経て、改めて音楽の勉強をして
10年後にピアノ教師という形で音楽の世界に戻りました
私は自分の子供達の進路に、少なからず口を挟んできました
子供たちが中学を卒業した時
長男が最初に入った大学を辞める時
そしてもう一度大学に進学したいと言った時
次男が受験は1度で済ませたいと言った時
娘が大学に進学しようかと考えた時
先に進もうという判断を後押しすることは、親として比較的簡単なことです
ただ、終わろう、やめよう、断念すると決めることには
判断が難しかった、そう思います
もちろんどんな場合でも、最終的には本人が納得しなければ
決断することはないのですが
親という立場で引導を渡すこと、
私は上手にはできなかったなぁと思うのです
56歳の今となれば、
18歳の決断は人生の中の通過点であり、
どんな回り道も、今の自分を作っていると思えて
無駄なんてなかったと思います
でも、若い時の決断をどう後押しすることが
本人にとっていい決断につながるのか
考えあぐねています
才能あふれる18歳の杏樹ちゃんの、最初の職業から離れる宣言
この数日、自分が18歳だった時のことと
子供達が18歳だった時のことを思いながら
沈み込むように考えてしまいました