梅雨本番ですね
皆様、体調はいかがですか
こんにちは、はむすた母です
- きっかけは、遠く関西のオフ会から
- 遠足気分が止まらない
- 東京国立博物館 特別企画 奈良大和四寺のみほとけ
- 松方コレクションの浮世絵版画
- 常設展示を見ながら
- チャーコ様にお伺いしたかったこと
- 法隆寺宝物館
- 上野公園の中でお茶をしました
- 軽やかに解散
きっかけは、遠く関西のオフ会から
08父さん率いる「素敵なおじさまがた」が
大阪で楽しいオフ会を開かれているという記事を読みました
参加者の皆さんが、次々楽しい記事をあげておられるので
「いいなぁ、いいなぁ」
と、遠く関東から眺めておりました
私のつぶやきに
「楽しそうよねぇ」
と、反応したのはチャーコ様
以前から「上野辺りで、お会いできたらいいですね」と、
やり取りしていたブロガー様です
「じゃあ、私たちもやっちゃいます~?」
とお誘いしたところ、あれよあれよと話が進みまして
上野の国立博物館で
【ふたりでオフ会】実施しました~
遠足気分が止まらない
チャーコ様のブログは、
おママ様の貼り絵とエピソードがつづられたブログです
私はおママ様の貼り絵の大ファンで、
穏やかなチャーコ様の文章の大ファンです
チャーコ様には
私共のブログを早い時期から読んでいただいて
ブログやTwitterでのお付き合いは、ほぼ2年になりました
私たちのやり取りは、
Twitterで言うところの「巻き込みリプ」を気にしないスタイルで、
ブログでつながった方々が、どんどんつぶやきをつなげていきます
今回も08父さんのツイートの下で、
二人がオフ会の相談をしているという楽しさが
余計にワクワク展開しました
オフ会前日は、
ちょっとしたお土産を「いたずらのように」考えて
お天気を心配しながら、そわそわ着るものを準備して
なかなか眠れないような、完全に「小学生の遠足」状態でした
当日朝は、電車の中から
「私は今日、こんなカバン持ってまーす」
と、ダイレクトメールを入れました
チャーコ様からは
「青い帽子をかぶっています」
と、返信がありました
ニコニコとこちらに来る方が、見えました
「チャーコ様ですか?」
「う~にゃんさんですか?」
「あら、私達似てませんか?」
「メガネも髪型も、なんかそっくり!」
「姉妹か、親戚ぐらいに似てますね」
楽しいおしゃべりのスタートです
(こんなに写真に人が映り込まない東博は、初めてです)
東京国立博物館 特別企画 奈良大和四寺のみほとけ
2019年6月18日~9月23日開催
まずは、こちらの展覧会に行きました
常設展示の入館料で拝見できます
ワンフロアーのみの展示ですが、
これがまた素晴らしい特別企画です
私が目を奪われたのは「色」です
仏像に残る「色」
光背に彩られた「色」
写真撮影は不可でした
リンク先のページに少しだけ写真があります
「衣の部分にこの彩色がされるということは、
こういう布を使っていたということですよね?」
「刺繍かしら、織物かしら
手間を考えただけですごい事ですね」
「こんなにすごいものを奈良から運んできて、
常設展のお代だけなんて・・・」
チャーコ様も私も、大絶賛の企画展でした
松方コレクションの浮世絵版画
もうひとつ、楽しみにしていたものが常設展示にありました
松方コレクションの中の「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」
この版画の展示は2019年6月30日までです
教科書でも有名なアレが見れるというので
楽しみにしていました
こういう超有名な所蔵品は、貸し出されることも多いので
なかなか出会えることがありません
子供の頃に見たような記憶はあるのですが
その素晴らしさをわかるようになってからは出会えていなかったので
とても楽しみにしていました
映像で見ているのは、かなり近い印象の色でした
青や藍の色が想像していたのと、とても近い色なんです
国立博物館は所蔵品がたくさんあるので
入れ替えも年に何度かされています
常設展示はいつでも見られるような気がして
流して見てしまうことも多いのですが
時間があったらゆっくりとご覧になることをお勧めします
常設展示を見ながら
チャーコ様は、仏画を学んでおられるそうです
下絵の状態の仏画が数点、展示されていたものを
熱心にご覧になっておられました
2人とも主婦だなぁと思うのは、
食器を見た時の反応が近いことです
「この透かし細工素晴らしいけれど、
ちょっとぶつけたら壊しちゃいそうよね」
「長い事、大事に保管してきただけに
これを手に取った人は
見た途端にサッとしまってたでしょうね」
「これ、重ねてしまうの面倒じゃない?」
「この小皿、お醤油さすのによさそうですね」
「このちょっとした立ち上がりが、煮物を入れてもいいのよね」
そんなことを話しながら、
ふたりでくすくす笑って過ごしました
チャーコ様にお伺いしたかったこと
お昼ごはんは早めに、博物館の中のレストランでとりました
私はチャーコ様に、
おうかがいしたかったことがありました
「どうやって、認知症を発症したおママ様と
あんなに穏やかに過ごしていらっしゃるのですか?」
笑顔でチャーコ様が、お話してくださいました
穏やかになってきたのは、ブログをはじめてからぐらいのことで
それまでは、いろいろあったんです
家族が病院に行った方がいいかなと思ってから、
実際に行動するまでには時間がかかったし
「家のことに手を出さないで」
「私がずっとやってきて、よくわかっているのよ」
と、 おママに抵抗されることもあったんですよ
その頃のことを記事にしようと思っても
うまく言葉にならないんです
「おママ様が貼り絵を長く続けておられること、素晴らしいと思います
どんなきっかけで、貼り絵を始められたんですか?」
知り合いの方に勧められて、始めたようなのですが
オネコ(お姉さま)も私も、
結婚して家を出てからのことでわからないんです
そのころおママは革細工をやっていて、
展示会に来てくださった方へのお土産に
配っていたことがあったようです
発症前の整ってきれいな作品も
いつかブログで発表したいと考えているのですが
私は発症後の作品も、
「だからこその意味がある、 尊い」
と思っていて、
発表したいと考えています
最近は、私たちが促すようにしないと
おママは貼り絵に取り掛からないこともあります
でも相変わらず多作で、作らない日もあるのに
今月も、もう30作を超えているんですよ
「おママ様は、すごく細かいところまで切り抜いておられますが
どんなお道具をお使いですか?」
普通のハサミです
100均のものとは言いませんが、
1000円もしないんじゃないかしら?
どうかすると革細工用のナイフとか
赤ちゃんの爪を切るハサミを使っていることもあります
法隆寺宝物館
午後は、宝物館を楽しみました
私は宝物館がこの建物になってからは、初めての来館でした
外観から素晴らしくて、よくお手入れがされていて
思わず出た言葉が
「すごーい!
張ってある水が、緑になってない」
チャーコ様が
「確かに緑になっているところ、見たことないわ!」
と、合わせてくださいました
彫金の心得のあるチャーコ様が
灌頂幡の線彫りの方法を教えてくださって、
私専任の特別講師がいてくださるような
贅沢な時間を過ごしました
この場所で、
自撮りが下手な私たちのために
近くにいた方にお願いして、写真を撮っていただきました
チャーコ様のブログで、ちょうどよく加工された作品が
登場すると思います
上野公園の中でお茶をしました
写真の顔の部分を、せっせとイラスト化するチャーコ様です
名作ですよ!
楽しみにしていてくださいね
ご自身のことをうかがいました
「チャーコ様は、これからどんなことをしたいですか?」
ブログをできるだけ長く続けたいでしょ・・・
今、やっている仏画が上手になりたいし、
自分のページを作ってブログにしたいなぁ
それから、専門的に研究したい時代があって・・・
娘と、お伊勢参りもできるといいなぁ
それから、
親より長生きしたいです!
高齢の親をサポートする人の、
切実な答えが出ました
そうですよね
子供が自立できるまでは死ねないと思ったように、
親をみとらないとという思い、
今はありますよね
それでも、あえてうかがいました
「誰もが同じように、明日を約束されているわけではありませんよね
私たちも、若いころのようにはいかないこともありますし
お嬢様のアズキ様には、どうお話されていますか?」
できる範囲内のことのみで、
あまり負担にならないようにしてほしいです
アズキには、
「順番を狂わせないでね」
と、言われていますけどね
軽やかに解散
「じゃあ、そろそろ」
と、駅に向かう途中
こんなお話をしてくださいました
私ね、来る前は凄く緊張していたんですよ
昨日は美容院にも行ってね
今日の服は、娘にダメだしもされてね
アズキが
「う~にゃんさんはブランドで身を固めたの奥様の気がするから
失礼のないようにお化粧もした方がいいと思う」
って言うから、娘から口紅借りたりしてね
それなのに、こんなに馴染んじゃうなんてねぇ
う~にゃんさんは
結構ミーハーな人だって、言っちゃおう!
(ここには登場してませんけど
アイドルの話なんかも、してたんです)
ふたりで、いっぱい大笑いしちゃいました
アズキ様ったら
どこをどう間違えたら、そんな想像になるのかしら?
私、ブランド物、
ひとつも持っていないんですよ~
2年間、文章でのお付き合いを続けてきた私たち
別れ際になって、
「はじめまして」
と言うのを、忘れていたことに気が付きました
「次は私、三国志展と恐竜展狙います」
「私は、正倉院展を見たいです」
「西洋美術館の松方コレクション展も、興味ありますよね~」
「この前テレビ番組で、ポスターの睡蓮の分析してましたよ」
別れ際まで、ずっとこんな調子でした
また、誘い合わせて楽しむ機会がありそうです
「じゃあ、また」
「ご家族によろしく」
すぐにまた会える友達のように、
軽やかに解散しました
チャーコ様、
楽しい時間をありがとうございました
またご一緒させてくださいね