名古屋市科学館は、
プラネタリウム好きには垂涎の科学館です。
もっとアピール、しようよ~
このドーム、すごいでしょう!!
完成した2010年当時、世界最大級のドームでした。
「Brother Earth」の愛称で呼ばれています。
これもすごいことなんですよ。
科学館って、かなり経営が厳しいことが多いんです。
公営なので頑張っているところも多いですが
科学技術自体がどんどん変わっていくので追いつかないんです。
毎年命名権で3500万円以上の出資をしているブラザー工業(株)、
応援したくなります。
入館して、荷物を預けようとコインロッカーを探したら、
扉が元素記号表になっていました。
私は 今回 「Au」(金) を使いました。
親子のティラノサウルスって、初めて見ました。
骨格展示なのに、ちょっとお話してる感じがかわいかったです。
体験型の展示が多くて、楽しいです。
手を動かして学ぶ、
体を動かして楽しむ。
中に入って実感する。
大人も子供も、楽しめます。
外国人のお客様も多くいらっしゃいました。
「これ、どうやるんだろう?」
と、困っていたら
小学生高学年くらいの外国のお客様が、
さっとやって見せてくれました。
言葉でも、年齢でもなく
経験値で学びあいができるところが体験型の魅力ですね。
時間をかけて19歳娘「みーちゃん」が楽しんでいた
地層探検のゲーム。
すいてる時じゃないと、できないかな。
ドームの下の部分は、宇宙展示です。
以前使っていたプラネタリウムの投影機や
天体望遠鏡の展示など、機械の展示が多くありました。
「イトカワ」の模型です。
つい反応してしまいました。
さて、お楽しみのプラネタリウム、
私たちが見たのは16時40分からの「一般投影」の回でした。
ドーム内に入って驚いたのが、
とても大きな平面の360度座席がある室内です。
プラネタリウムは斜面の席が多く
ドームの北側に座席、
南側を投影画面にすることがよくあります。
それがここでは、平面360度座席で、全席指定席です。
これもプラネタリウムでは珍しいことです。
座席がリクライニングして、
隣の席とぶつからずに、120度くらい回すことができます。
ドーム全体が見まわせるシステムです。
工学投影装置はカールツァイス製の「ユニバーサリウム9型」
デジタル投影装置はコニカミノルタの「デジタルスカイⅡ」
中央に据え付けられています。
プログラムは「今夜の星空案内」と「重力波」
「今夜の星空案内」は
名古屋市内からみた町の明るさを考慮した星空をはじめに
そのあと、「町の明かりがなかったら」の設定で見られます。
美しかったです。
もちろんほかのプラネタリウムも同じ流れで上映されますが、
細かい光がことのほか美しく感じました。
「重力波」のほうは、
ノーベル賞の研究対象が今回「重力波」だったということでの演目でした。
ノーベル賞の受賞は、通常かなり長く研究されて
世間で認められてから時間がたって
「基礎研究」となってから受賞することが普通ですが、
今回の「重力波」に関しては
論文発表から10年以内のスピード受賞ということでの演目だったようです。
宇宙研究には外せない分野ではあるんですけど・・・
なんといいますかね、
難しいんですよ~
しかも学芸員さんのお声が、すごく穏やかで・・・
スミマセン。半分も頑張れなかったと・・・
ごめんなさい!!
寝てました。
プラネタリウム終了時間が、科学館終了より遅いという変わった設定で、
ミュージアムショップに行けなかったのが心残りです。
現在、特別展はこちらです。
時間があったら見たい特別展でした。
科学館、大人になってからが楽しいですよ。
いかがですか?