花粉症の説明で
「バケツがいっぱいになって、溢れるとアレルギーを発症する」
って、説明を聞いたことがないですか?
あの説明って、言いえて妙だなって
思っているんです。
うまくコントロールできない物事を、
自分に納得させるのに使えるんです。
たとえばね。
いくら勉強してもしても頭に入らない時
「まだバケツにいっぱいになっていないんだな。」
って、感じにね。
溢れてしまうほど勉強すれば、何をやっても忘れないってことでね。
その勉強方法にしてもね、
好奇心っというシャベルで、せっせとバケツをいっぱいにすることができたり
スキルというスコップで、ガンガンいっぱいにしたり、
経験値が上がると小さいバケツで貯められたりね。
無意識に
バケツから忘れちゃいけないことを取り出してしまうことも
あるには、あるんですけどね。
子供が張り付いているときも
「くっついていたい思いのバケツ」が、いっぱいになるまでは
離れないんだろうなって、思いました。
それは、「その時の気分」というバケツだったり、
新しい世界に出会って、「怖さを感じて安心したい」バケツだったり、
いろんなバケツがあるんだろうと思っていました。
中には、空っぽにしなければならないバケツもあるのかな。
「夜泣き」のバケツ、空になるまでは
しっかり泣かないと泣き止めないのかな、なんてね。
バケツの大きさは、コントロールできないと思っていたのですが
最近は、自分のバケツが大きい分には
中身は少なめに設定すれば
いいものもあるかなかなと思っています。
欲とか、見えとか、ええかっこしいとか (全部いっしょやん)
子供のバケツの話ですけど
子供時代の「親向けのバケツ」がいっぱいになると、反抗期が来て
「反抗期のバケツ」がいっぱいになると、自立なのかなと思っています。
娘がまだまだ甘ったれなのは、
「親からもらう甘えのバケツ」が まだいっぱいじゃないからで
「反抗期のバケツ」も、空っぽだからなのかなって
思うことにしておきます。
でも、このところ
「親が心配」ってバケツを
大きくされないようにしないとなぁって、
そっちが気になりだしては いるんですけど、ね。