断捨離が思うように進まないので、
何かいいヒントはないかと思い
図書館で『老前整理』という本を借りました。
「老いるほど捨てられない」
このところ実家の両親もかたずけをしているので
70代、80代の心持がよくわかり、
自分の声掛けを少々反省しました。
「使い勝手のいいものを残しておけば?」
と、言ってしまったのですが
そういうものではないようです。
収入の不安がある中で「まだ使えるもの」を手放すのは
怖いことなんだろうと改めて思います。
両親も私も、
「120歳までは計画のうち」
という家系に生きていますから
(実際、100歳以上が何人かいる家系です)
今後の収入を考えると不安は大きいのでしょう。
100歳までは普通に生きるつもりの
現在の両親にとってかたずけは「老い支度」ですが、
これが15年先だったら「死に支度」に思えて
つらく感じただろうということに
私は気がついていませんでした。
かたずけのタイミングって、大事ですね。
今でよかったです。
さて、我が事としての『老前整理』です。
「かたずけられない理由を自覚する」
痛い指摘だなあ~
まあ、やらなくても何とかなってるし、
なんかいつも疲れ気味だし、
今年の天気が・・・干ものが進まないし、
引っ越しみたいな日にちが決まっているわけでもないし
言い訳だらけだあ・・・
じゃあ、なんでかたずけたいのか?
「お母さん卒業宣言」
をしている私としては、
家族みんながわかるように
ものを管理したい。
みんなが使い勝手がいいように、
物の位置を考えたい。
面倒と思うことを、整理したい。
うん。
54歳母、
「お母さん卒業宣言」を達成するためには
必要不可欠だな。
やろう!
「かたずけた後を想像する」
出来ていたつもりなのですが、
何度かの挫折経験が
「かたずいたら考えよう」
に、マインド変換されていたようです。
無謀でもいいので
「インテリア雑誌の
あこがれのページのように♡」
と、楽しんでみようかと思います。
(なんて似合わないハートマーク)
期限は2週間
出かける予定があるので、
第一弾としてそれまでに。
家族のものは
「すみわけ」までにして手を付けない。
使いやすい場所に、
よく使うものを。
「自分史年表を作る」
過去と現在の継続を見直し、
自分を見つめなおし
自分の未来に向き合うことが
この作業の目標のようです。
かたずけにも、
これって必要なんですねえ。
確かに、人間関係の見直しとか、
したい・・・かもしれない。
これまで子育てを言い訳にしてきた
「親と向き合うこと」に
否応なく 取り組まなくては
いけなくなってきています。
そこまで考えてなかったなあ。
時間管理の整理整頓(かたずけ)も、
必要になるんですね。
何を、どのくらいやりたいのかで
物も、時間も、気力体力も
どうするのか決まってきますものねえ。
自分の過去の年表なんて、興味はないので
これからの未来年表でも書いてみようかな。
そうすると残すものが明確になりそうですね。
「迷ったときには5W1H」
その通りですね。
私の場合は、
「なぜ、とってあるの?」Why?
が、問題かな?
さて、
とりあえず自分の鼻先に
おいしいご褒美でもぶら下げて
頑張ってみましょう。
太らないように気をつけないと
・・・ですね。