昨夜はレポートに苦しんだ娘、
助けてくれたのはいくつかのブログ記事でした。
目次
食卓の会話から
夕ご飯の食卓で
「今日、面白いことあった?」
と、いつもの始まり。
「べつに~」
と、とりあえずいう19歳娘。
(この年ごろの子供は、必ず「別に~」って言うんですよねえ)
電車に乗り遅れそうになったとか、
お昼に何を食べたとか、
毎日の会話からだんだんノッてくると
ちょっと面白い話になってきます。
19歳娘 「ちょっと離れたところでご飯食べてた人がね
今読んでるコミックスに、
『古事記の記述にもあって・・・』
って出てきたけど、
『そんな話、古事記にないよ!!』
って、叫んでて
『古事記持ち出すと、それっぽくなるよねえ』
って、こっちでも話題になったんだ~」
確かに、「古事記にある」と書かれると
日本文化として箔が付く感じ、ありますよね。
『古事記』に帰結 !
食事が終わって、
いくつかのブログを読んでいたら
本の紹介記事と、オタク文化の記事に
「古事記にも・・・」の文章を見つけて、
つい笑ってしまいました。
で、19歳娘に話しかけようとすると
「うーーーーーん」
と、唸っている真っ最中
54歳母 「ん? どしたん?」
19歳娘 「レポートの書き方についての、レポートを書けって宿題、
困ってるの。」
54歳母 「ちょうどいいテーマ、あるよ~
『全ては古事記に帰結する』
どう?
すごく、それっぽいでしょう」
見つけたブログ記事を見せると、爆笑!!
19歳娘 「古事記の どの個所にこじつけてるんだろう?」
さらにいくつかの記事を検索し、
そこから気になる「こじつけ方法」の記事も探し出して
何とかレポートの作成を終えました。
そもそも『古事記』って
それにしても、なんで『古事記』何でしょう?
なんで『日本書紀』じゃ、ないんでしょう?
学校ではセットで覚えさせられたのに・・・
『古事記』の方が、物語性が高くて
『日本書紀』の方が、政治的に読み解くことが多いからかなあ。
この手のものは無理をせずに
子供用の口語訳で、読みたいなあ。
いざ探してみると、
『日本書紀』って、子供向けがあまりないんですね。
理由を調べながら、考えてみると
『日本書紀』というものが、
公文書だからなのかなと気づきました。
現代に置き換えてみても、
なかなか公文書を子供向けに書き直しはないですよね
『古事記』は、言い換えてみると
大和朝廷がどうしてできたのか
なぜそれが大和朝廷なのか
を、書き記した建国神話です。
子供からキチンと知ってもらいたい理由があります。
『古事記』の方がポピュラーに扱われるのは、
このあたりにも理由があるのかなあ。
『古事記』の方が、面白そうな2次創作も多いです。
枝葉の物語を作りやすい舞台なんですね。
さ~て、
子供向けは書店より図書館の方が充実しているので
これから図書館へ、行ってきまーす。