庭の植物 ナス 育て方
庭にいるとナスを育てるコツを、尋ねる方がときどきおられるので
私流を
庭の植物 ナス 植えつけの場所
日当たりのいい場所がいいのですが
それよりも気を付けなければいけないのが
『連作障害』です。
バラ科の植物を前の年に植えたところは基本的にペケです。
(前年トマトを植えた場所も避けた方がいいですね)
そうはいっても、広い庭ではないので
場所を選べません。
私の場合は日陰の土と交換して腐葉土を混ぜたり、
培養土の袋に直接植えこんだり、
3年に1度は「ナスなしの年」を作ったりしています。
庭の植物 ナス 水やり
以前、マンションのベランダで
培養土の袋植えのナスを育てたことがあります。
その時、びっしりとこぼれるほどの「葉ダに」につかれてしまいました。
「葉ダニ」というのは、至極小さな赤い蜘蛛です。
乾燥が進むとつくといわれているようです。
ベランダはコンクリートの床から熱を放出して乾くので、
土が湿っていても葉は乾燥してしまうことがあるのです。
以来、とにかく葉によく水をかけるようになりました。
表だけでなく、葉裏からも水をかけます。
枯れた葉にも葉ダニはよくつくので、
こまめに枯れた葉をとるように気をつけています。
梅雨の時期までは、1日1回の水やり(夕方のみ)ですが
梅雨を開けると1日2回(午前中と夕方)に増やします。
暑い時間でもナスは大丈夫のようです。
ホースの中の熱くお湯のようになった水を
虫よけに利用したりもします。
1日2回の水やりをしても市販のナスより実の詰まった、
片めで灰汁の強いナスが育ちます。
庭の植物 ナス 肥料
肥料はナスを植えつけるとき、
最初の花が咲いたとき、
最初の実を収穫したとき、
そのあとはほぼ週に1回と
少しずつの量をこまめに施します。
他にもコメのとぎ汁があればそれをかけます。
とにかく水食い、肥料食いなので
せっせとかまってあげるのがいいようです。
庭の植物 ナス 切り戻し
夏、早めに刈り込むと秋ナスが沢山収穫できますが、
これがなかなか・・・
タイミングや思い切りが難しい・・・
大きな枝が3本育ったら、順番に8月の初めから週に1本ずつ切り戻すと
うまくいく・・・らしいのですが
まだ成功したことはありません。